2007年05月23日(水) |
オレは米軍乞食にだけはなりたくない |
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この報道を聞いてオレは唖然とした。
参院外交防衛委員会は22日午後、在日米軍再編特別措置法案を与党の賛成多数で可決した。同法案は、日米両政府が昨年5月に合意した再編計画を進めるため、米軍施設などを受け入れる自治体に「再編交付金」を配分する制度を新設するもので、23日の参院本会議で成立する運びだ。[時事通信社]
以前に高知県の東洋町が核廃棄物の最終処理場に名乗りを上げ、結局町民の反対でその話が流れるという事件があったが、財政の苦しい自治体が補助金目当てに誘致を名乗り出ることはある程度想定の範囲内である。そして地中深く埋設することで限りなく安全なのに住民は同意しなかったという結果もまた予想通りであった。それにしても政府のやり方は相変わらずである。ゼニをやるから迷惑施設を引き受けろという発想は、「ゼニをあげるからおじさんとラブホテルへ行こう!」と誘ってるのと根本的なところで同じであり、援助交際そのものである。そしてゼニをもらって援助交際する女性が大勢存在するように、ゼニをもらうために迷惑施設を受け入れようとする自治体もあるのだ。そもそもそうしたゼニが必要なのはなぜだ。なぜ自治体が借金漬けになってしまうのか。歳入と歳出のバランスを考えずに身の丈に合わないゼニのバラ撒き方を長年にわたってしてきたことの報いじゃないのか。一般家庭ならまず収入から考える。それをせずに使いたいだけゼニを使ってきたから借金まみれになったのだろう。
米軍基地ほど迷惑な施設はない。そこには殺戮と破壊を職業にするガラの悪いならず者どもたちが常駐している。彼らは一歩基地の外に出れば常に自分たち以外の人種を虫ケラ同然に扱う。過去に沖縄でどれほど多くの痛ましい事件が起きただろうか。どれだけ多くの住民が米兵の乱暴な運転の犠牲になって交通事故で命を落とし、どれだけ多くの女性がレイプされてきたことか。松本清張の小説「黒地の絵」では福岡県で実際に起きた米兵の集団脱走事件の時に多くの民家で発生したレイプの惨状を克明に描いている。そうした事件の賠償が誠実に米軍によってなされてるのだろうか。沖縄の米軍車両の多くは自賠責保険にも加入していないという。交通事故の被害があっても住民は泣き寝入りさせられることが多いのだという。なぜ我々日本人の主権はそんなにも踏みにじられないといけないのか。
そんな迷惑な連中を連れてくる米軍基地を誰が自分たちの街に欲しいと思うだろうか。議員どもはそんな援助交際法案を成立させて恥ずかしくないのか。おまえら国会議員はいつから日本人としての誇りを捨ててしまったんだ。
なぜ自民党の連中は「再編」という遠回しな言い方をするんだ。実質は新たな基地の建設じゃないか。日本の美しい山野を破壊して、そこにならず者どもが常駐する施設を作るという破壊行為を「再編」と呼んだところでその行為の本質は全く変わらない。ことばでごまかすのはやめろ。そして沖縄の基地を縮小するならそのままあのならず者どもはアメリカに帰ってもらえ。アメリカはグアムへの引っ越しの費用まで日本政府に負担させてるそうじゃないか。基地を沖縄に置いてくださいなんて日本政府は頼んだわけじゃないだろう。そこに基地があるのはアメリカの戦略的な必要であり、日本政府にとっての必要じゃないんだ。むこうが勝手にやったことだ。それがヤツらの側の理由で引っ越しするのになぜその費用を日本は払わないと行けないのか。これは市民の住むマンションに居座った暴力団が「出て行って欲しかったら立ち退き料をよこせ!」と主張してるのと同じである。米軍なんかそんなところにいらないのである。おまえたちがそこにいるからミサイルの攻撃目標にされてしまうのである。迷惑だからとっとと出て行って欲しいのである。
たかだか数億、多くても十数億程度のはした金のために米軍施設を誘致し、住民たちに将来の禍根を残すようなクソ自治体がこれから出てくるのだろうか。幸い土地の余っていないオレの住む街はそんな可能性はないと思うが、例えばオレの母の郷里である鹿児島県の坊津町なんかがそんなことになるのはオレはとうてい我慢できない。米軍乞食だけには死んでもなりたくない。そんな情けない状況を受け入れる日本人がただの一人も存在しないことをオレは願っている。アメリカの手下なのは安倍晋三、おまえ一人で十分だ。せいぜい改憲の夢でも見てろこの戦争好きの馬鹿野郎。
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