2007年05月19日(土) |
中国の民度は相変わらずです |
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北京オリンピックまであと一年あまりである。多くの外国人観光客もやってくるわけだがそれを受け入れる側の中国の人々の民度はいかなるものか。それを教えてくれるモノサシとなる興味深いできごとが今回報道されたのである。
弾丸列車「1か月検診」、備品持ち去られボロボロ―河南省鄭州市5月18日13時33分配信 Record China
2007年5月17日、鉄道高速化計画の目玉として登場した弾丸列車が走行を開始して1か月、定期点検のため河南省鄭州市の鉄道局検査場に戻ってきた。約100人の技術者が車体を検査したところ、無残なほどボロボロにされていることがわかった。
ボロボロになった原因は乗客による備品の持ち去り。被害が最も多かったのは手洗い場のセンサー式蛇口。多数取り外されてなくなっていた。さらに緊急脱出用のハンマー。また密室であるトイレも被害が大きかった。便座の温度調節つまみやペーパーホルダーの軸さえ取りはずされ消え失せている実態には、ただもうむなしさが募るばかりだと技術者たちはこぼす。
鳴り物入りで走り出した夢の高速列車だが、わずか1か月で満身創痍になって戻ってくるとはおそらく想定外だったはずだ。同局は今後、備品持ち去り禁止を表示するのか、乗客の資質向上を待つのか、判断を迫られることだろう。(翻訳編集・WF)
と言う記事を読んでオレは相変わらずだなと思った。個人がクルマを所有するくらい豊かさはありながら、そのクルマを事故を起こさずに安全に走らせるためのマナーなどちっとも育っていないので日本の10倍の交通事故が起きる国、それが中国である。信号なんてろくに守らないし、道路で譲り合うこともないから事故が起きるのである。そうした公共心のなさがこの状況を引き起こしたのである。弾丸列車に乗った乗客は、車内の備品を持ち帰ることに罪の意識などないのだろう。ゼニを払ってるのだからこれくらい盗んで帰るのは乗客の権利などと思ってるのかも知れない。そうでなければこんなになくなるものか。
ちなみにこの弾丸列車、日本の新幹線の技術が導入されているわけだが中国は「自分たちで開発した!」と宣伝しているとか。変にプライドの高い連中は困ったものである。自分たちにできないことはできないと認めればいいのに、馬鹿なやつらほど変なことにこだわるのだ。もっともその大切な「自分たちで開発したもの」をこうして自分たちの手でめちゃめちゃにしているあたり、民度の低い連中の考えることはよくわからない。
しかしそうやって盗んだモノをいったいどうするんだろう。ペーパーホルダーなら家でも使えるが、便座の温度調節つまみなんかを盗んでいったいどうするんだ?ヤフオクで売るつもりなんだろうか。それとも、特に欲しくはないけれど盗めるのならとりあえずいただいていこうという感覚なのだろうか。オレには全くわからないのである。
最近は日本にも中国からの団体旅行者が数多くやってくるようになった。そうした人たちのマナーの悪さは時々聞かされる。部屋の調度品や備品が無くなる、掛け軸が持ち去られるなどはざらだという。宿泊客が備品を持ち出すことがあまりにも普通のことであるのか、日本人旅行者が中国のホテルに宿泊した場合も厳重なチェックを受けたりするらしい。
これからわずか一年間でこの状況が変化するとは思えない。公共のモノを平気で盗むような道徳心のなさはその国民性なのかも知れない。このようなことは日本ではあり得ない。ただ、日本にもいろいろと変なヤツは増えた。バイクのヘルメット入れに1歳の子どもを閉じこめるヤツもいるくらいだから、オレがこの日記で書いた分は中国から「おまえたち日本人の中にもどうしようもない連中がいるじゃないか」と突っ込まれそうである。
←6位復帰です・・・m(_ _)m