2007年05月09日(水) |
おっさんにはカルピス! |
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オレは長澤まさみが好きだ。映画館で「世界の中心で、愛をさけぶ」を観ていっぺんにファンになったのだ。それにしても最近のアイドルは上戸彩といい、綾瀬はるかといい、どうしてみんな巨乳なんだろうか、いやそんなことはどうでもいい。それはここではさしたる問題ではない。ここでオレが問題にするのは長澤まさみのおっぱいのことである。
その長澤まさみのおっぱいがどうやらFカップらしい。それはオッサンであるオレとしては大いに興味がわくことであるが、この日記でエロをテーマにすることはオレが自らに禁じていることである。そんなことをここで書くべきではない。それでも多少は気になるわけだが、ここでテーマにするのはおっぱいはおっぱいでも乳房ではなくて母乳の方のおっぱいである。赤ちゃんにとっておっぱいというのは乳房であると同時にそこから生み出されるあの生命の源の芳醇なる液体のことである。オッサンにとってはおっぱい=乳房でありバストのことなんだが、赤ちゃんにとっては母乳以外の何ものでもない。さて、TVで最近流れているカルピスのCMを日記読者のみなさんはきっとごらんになったことがあるはずだ。
「いつか私が赤ちゃんを産んだら……まずはおっぱい。次は、カルピス」
長澤まさみがそんなセリフを語る。長澤まさみのおっぱい・・・オレは彼女が胸をはだけて授乳している場面を想像し、思わず赤面してしまう。なんてことだ。な、なんて健康なエロチシズムなんだ。そんな爽やかで健康的な美しさが他にあるだろうか。ぜひともここは彼女に若妻になってもらい、赤ちゃんに授乳するCMをばんばん流してもらって、政府の少子化対策に役立ててもらいたいものだと思う。みんながそうして美しいものにあこがれるに決まってるじゃないか。
しかし問題はカルピスだ。おっぱいはいいとして、いや、おっぱいは特にいいとして、問題はその次に来るカルピスである。おっぱいを卒業した赤ちゃんにいきなりカルピスはやっぱりよくないだろう。そんなものは甘すぎるじゃないか。赤ちゃんにあげるのはカルピスではなくてマミーであり、ヤクルトじゃないのか。それでもまだ甘いと思うが。そんな砂糖をたっぷり含んだものを飲ませればたちまち赤ちゃんは虫歯になってしまうじゃないか。(甘いだけでは虫歯にならずに、大人が口うつしで飲ませるとかもっと別の条件も関係すると思うが)
もちろんオレと同じことを多くの方が考えたわけで、主婦や保育園や幼稚園関係者、歯科医から「幼児にカルピスを飲ませたら虫歯を誘発しやすくなるのでは……」という問い合わせがこのCMを企画した広告代理店や、当のカルピス本社にあったそうである。それに対してあろうことかカルピス側はそのWEBサイトで、「通常より薄めの、カルピス1に対し水9くらいの割合をおすすめします」と説明しているらしい。
あほか!そんな水っぽい貧乏くさいカルピスを飲ませるな!
オレは子どもの頃に遊びに行ったお友達の家で出てきたとてつもなく薄いカルピスを覚えている。そのカルピスを思い出すたびに、自分の飲むカルピスはしっかり濃くしようと思うのである。ファミレスのドリンクバーにあるカルピスはなんだか薄くて悔しいときがある。そんなとき、オレは何杯もじゃんじゃん飲みまくることでその薄さを克服している。店側が通常の半分の濃さで出したとしても、オレのようにその分倍飲むような客が存在するので店側のコストは変わらないのである。だったら最初から濃いカルピスを出しやがれ。
ただ、赤ちゃんが母乳の次に飲むものと言えばやっぱりすりおろしりんごとか、麦茶じゃないだろうかとオレは思うのである。こんなCMを流すと最近は子育ての常識が欠けたお母さんも増えているそうだから変な誤解を招きかねない。やはりこんなCMは自粛するべきじゃないかとオレは思うのである。カルピスをわざわざ赤ちゃんに飲ませなくても、オレのようなオッサンがじゃんじゃん飲めばそれでいいじゃないか。
ただ、だからと言ってこのCMをやめる必要は全然ないのである。長澤まさみもそのままCMに起用していて欲しいのである。赤ちゃんにはおっぱい、オッサンにはカルピス!これで決まりである。もしもこのアイデアを採用するならオレにちゃんと企画料を払って欲しいものである。
←6位復帰です・・・m(_ _)m