2007年02月28日(水) |
冬はどこへ行った? |
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もう2月も終わりである。2月が終わりということは3月=春の訪れである。今年は本当に暖冬だった。オレの記憶では、気温が零度以下になって氷の張った朝が一回もなかったのである。オレは毎朝6時半くらいに通勤のために家を出る。だから朝の一番寒い瞬間を毎朝感じてるはずなのだ。そのオレが一度も氷をみなかったということは、今年は大阪で最低気温が0度を下回る日はなかったということなのである。そんな冬があってもいいのだろうか。冬は寒いから冬というのだ。寒くない冬など冬の意味がないのである。雪が一度も降らない冬は冬ではないのである。秋の終わりがそのまま春につながってるようなものである。冬は一体どこにいったのだ。
もちろんふだんクルマを乗り回すオレにとって、雪など降らないにこしたことはない。しかし、雪が降ってもちゃんとクルマを運転できるというところを周囲に見せつけたいオレにとって、雪が降らないのはなんだか物足りないのである。どうして降ってくれないのだろうか。それとも3月になってから「春の雪」」とか「なごり雪」が降ってくれるのだろうか。この暖かさではあまり期待できそうもないのである。
寒くない冬のためにオレはあちこちで不愉快な体験をした。たとえば職場の暖房だ。暖房が効きすぎてものすごく暑いのである。温度計を見ると28度になっていたりするのである。いったい何を考えてるのだろうか。そんなに暑くするのなら半袖でいないといけないのにみんな上着を着込んでるのである。もはや狂気の沙汰である。オレにはそんな暑さは耐えられないのである。ふだんクルマを運転してるオレがたまに乗る公共交通機関は地下鉄やJRだが、どれも暖房が効きすぎてるのである。何でこんなに暑いところでみんながまんしてるのだろうか。空気がムンムンするだけではない。なんとシートまで暑いのである。ケツからジリジリと焼かれてしまうのである。なんでみんなこんな暑さに耐えてるんだ。あまりの暑さに頭がおかしくなりそうである。
オレは寒いのが好きだ。クルマにエアコンを入れてるときはオートエアコンの温度設定は21度くらいにしている。助手席に乗った人はとりあえず「さ、さむい!」と言うが、しばらく経つとさらなる恐怖を味わってもっと寒気を覚えることになる。オレは普通に運転してるつもりだが、それは尋常ならぬ急加速であったり急旋回であったりに思えるらしい。とにかくオレは少し肌寒くないと頭が正常に働かない。今こうして日記を書いている部屋の気温は13度だ。綿入りの半纏を着こんでパソコンに向かうのに最適の温度である。これよりも暖かくすると仕事の能率が落ちる。
そんな個人的なことはどうでもいが、こんな暖冬がこれからも続くのなら、まず多くのスキー場が壊滅的な打撃を受けるだろう。兵庫県北部のスキー場は雪がなくて困ってるという。例年よりも延べ来客数がヒト桁少ないのだ。これでは民宿を廃業しないといけなくなってしまう。かき入れ時のシーズンに客が来ないというのは絶望的である。積雪量が減れば水不足にもつながるだろう。春になって川の水量はちゃんと確保されるのだろうか。
南太平洋にはキリバスのように海面上昇で存続できなくなる国家もあるという。日本だって大きな打撃を受けるはずだ。地球温暖化対策に日本は国家戦略をかけて取り組むべきなのである。CO2排出量削減のための植林や、化石燃料の使用を減らすための対策。オレがこの日記で提案したアラル海の復活プロジェクトなど日本が世界に向けてアピールできることはたくさんあるはずだ。まず身近なこととして公共の場所の暖房温度を下げてくれ。あの電車の暑さはたまらない。あの暑さなら裸で乗っていてちょうどいいくらいだぜ。まさかそんなわけにもいかないだろう。寒がりのヤツは半纏やドテラを着ろ。パッチをはけ。ぶるぶる震えるような寒さこそが冬の醍醐味なのである。今年は全然楽しみがなかったのである。
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