江草 乗の言いたい放題
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2007年01月18日(木) 誰に怒りをぶつければよいのか・・・        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 子どもが被害者になるこのような事件の報道に接すると本当に胸が痛む。なぜそんなひどいことをするのか。「むしゃくしゃ」したらこんなひどいことをやってもいいのかと。

歩道橋から3歳児投げた男逮捕 幼児連れ回し常習
17日午後2時半ごろ、大阪府八尾市光町、近鉄八尾駅北側の歩道橋で、大阪市平野区平野市町、無職、西田浩子さん(35)の長男、璃音(りおん)ちゃん(3)が男に抱きかかえられ、手すり(高さ115センチ)越しに約5メートル下の地面に投げ落とされた。璃音ちゃんは頭や左足を骨折する重傷を負った。駆けつけた大阪府警八尾署員が歩道橋の階段で座っていた男を殺人未遂の現行犯で逮捕した。
 調べでは、男は同市桜ケ丘、心身障害者作業所勤務、吉岡一郎容疑者(41)。「ストレスがたまってむしゃくしゃしていたので男の子をほうり投げた。イライラしていた」などと供述しているという。
 調べや関係者によると、吉岡容疑者は同市内の授産施設で菓子などを作る仕事をしているという。この日は作業所の仲間数人と、歩道橋につながる同駅の2階出口付近でクッキーを販売。璃音ちゃんが祖母(59)と買い物を終えて歩道橋を歩いていたところ、吉岡容疑者が無言でいきなり璃音ちゃんを抱え上げ、階段を数段かけ上がって投げ落としたという。
 吉岡容疑者は平成12年に大阪府豊中市で2歳の男児を連れ回したとして、未成年者略取誘拐容疑で京都府警に逮捕され、懲役1年10月の実刑を受けるなど、不起訴になったものも含み6件の幼児連れ回し事件を起こしていたという。
(2007/01/17 23:55)


 最初にこの報道に接したとき、容疑者の名前はなくて41歳の男となっていたが、今はどの新聞社も実名で報道している。男が知的障害者の授産施設に通っていたからということで最初は名前を伏せていたのだろう。オレがまず心配するのは、こんな事件が起きたせいで知的障害者に対する偏見や差別意識が助長されるということだ。他者に対して暴力的な行動を取ったり、罪もない人を残虐に殺したりする行為は誰の行為であろうと等しく罰せられなければならないわけで、今回の事件の容疑者がまさに心身に障害を持つ人であったからと言って情状酌量の理由にはならない。罰は犯した行為に対して与えられるべきであり、彼は相応の罰を与えられるべきであろうと思う。ただ今回、投げ落とされた幼児が大怪我はしても命に別状がなかったことで少し安堵している。その歩道橋はオレも知ってるのだが、あんなところから投げ落とされて打ち所が悪かったら間違いなく死ぬ。そう思うと無事だったことでオレは安堵するのだ。ただオレはその記事の後のこの部分を読んで愕然とした。

吉岡容疑者は平成12年に大阪府豊中市で2歳の男児を連れ回したとして、未成年者略取誘拐容疑で京都府警に逮捕され、懲役1年10月の実刑を受けるなど、不起訴になったものも含み6件の幼児連れ回し事件を起こしていたという。

 幼児連れ回しの常習者だったのか・・・ そうなると話は別だ。危険極まりないじゃないか。幼児を連れ回して、そして気に入らないことがあってカッとしたら破壊的行動に出る・・・そんな怖ろしい男はどうか子どものいない山奥の作業所にでも隔離してくれ。この殺人未遂に対して、しかるべき罰を与えると同時に今後二度とこのような事件が起きないような工夫をしてくれ。子どものいない無人島に隔離するとかだ。

 奇しくも同じ日に起きた事件として、

彼氏に宙づりにされた少女、ズボン脱げて11m転落も軽傷
 17日午前5時35分ごろ、松山市三番町1丁目のマンション6階の一室で、男が飲食店員の少女(19)の足をつかみベランダから宙づりにし、少女の長ズボンが脱げて約11メートル下の隣家のコンクリートの屋根に転落した。少女は頭などを打ったが軽傷。
 松山東署は殺人未遂の疑いで、飲食店員、大沼智章容疑者(22)を逮捕した。「殺すつもりで宙づりにした」と容疑を認めているという。
 調べによると、2人は同じ飲食店に勤務し同居していた。別れ話をめぐって口論となり、少女が「死んでやる」と言ってベランダへ出ると、大沼容疑者は「死ねるものなら死んでみろ」と足をつかんで宙づりにしたという。


 いやはや。マンション6階から落とされて軽傷で済むとはなんて運がいいのか。しかし「死んでやる」と言ったらダメだ。今の時代、そのことばが痴話げんかの決まり文句であることをわかっていない男が多すぎる。


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