2007年01月16日(火) |
灯油をもっと値下げしやがれ、ボケ! |
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世界的な暖冬だそうだ。ニューヨークでは気温22度でTシャツでOKなんだそうである。日本でも暖かいのでクマが冬眠をやめて里に出てエサを求めて放浪してるという。もうタンポポも狂い咲き中だ。地球温暖化のせいとは決めつけられないが、とにかくそれくらい暖かいのである。そしてこの暖冬は原油の需要と価格をも押し下げたのである。原油を1バレル80ドル以上にまで持ち上げた投機マネーも、暖冬という自然現象にはやはり勝てなかったのである。
昨年12月の原油需要は日米欧3地域合計で日量90万バレルも減少し、12月初めに1バレル=60ドル以上だった米ニューヨーク市場のWTI原油価格も現在は50ドル台前半で推移している。まさかこんなに下がるとは誰も思わなかったのである。気象庁によれば12月の世界平均気温は平年よりも0.41度高く、これは観測史上最高らしい。そういうわけで世界で原油が余り、日本でも暖房用の灯油の在庫が積み上がってるのである。そんなに余ってるのに、そしてそんなに原油価格が下がってるのに、オレのいつも買ってる灯油の値段はちっとも変わらない。これはいったいどういうことだ。
やい新日本石油、おまえら石油元売りは値上げの時は素早いくせに、原油が値下がりしてもなかなかガソリンや灯油の価格を下げず、いつまでもぼったくり価格で売ってるじゃないか。いったいこれはどういうことなんだ。オレがいつも入れてるENEOS(新日本石油)のセルフのガソリンスタンドでは12月初めからハイオク131円、レギュラー121円、灯油18L1260円のまま据え置きだ。いったいいつになったら原油価格の下落分を価格に反映してくれるんだ。もしかしておまえら石油業界では談合してガソリン価格が高止まりするように取り決めてるんじゃないのか。もしもそんな卑怯なことをしてるのならオレは許さないぜ。
暖冬というのに我が家はじゃんじゃん灯油を使う。オレの家はボロいのですきま風がビュービュー入ってきていて、がんがん灯油を燃やして暖めないと居住に適さないくらいに冷え込んでしまうのである。一週間に灯油を40リットルは消費しているのだ。北海道に暮らしてるのならそれくらいは消費するかも知れない。しかしここは大阪である。夏は日本一熱帯夜の多い都市なのである。そんな温暖な土地に住むはずの我が家の住人は、全員寒がりばかりなのかガンガン石油ファンヒーターをつけてるのである。そのゼニを払うオレの身にもなってほしいのである。
しかし快適な生活を守るためにはそれくらいの灯油は必要なのかも知れない。だったら一週間に40リットル使うのは仕方ないとして、せめてその1リットルあたりの灯油代を今の70円から50円くらいに値下げしろよ。原油価格だって1バレル80ドルから50ドル近くまで下げたんだ。灯油もそれくらいは値下げさせるべきだろう。何?税金分が含まれてるからそんなには下がらない?そんなことオレは信じないぞ。どうせ石油元売り業界は自民党に政治献金でもして、価格引き下げという世論を封じ込めるマスコミ操作でもやらせてるんだろう。
このぼったくり状態を維持させている張本人である石油連盟の渡文明会長は。1月15日の記者会見で「現在のままの原油価格が今月末まで続くと、2月分の灯油やガソリンの調達費は前月よりも1リットルあたり3円程度低下する」と語ったそうだ。あほか。何が3円程度や。どんだけ原油が値下がりしてると思ってるんや。おまえらの不当に得ている利益は1リットルあたりたった3円ということはないだろう。どこまでせこいんや。たった3円なんてみみっちぃこと言わんとどーんと20円くらい下げろや。
いつのまにかオレが通勤時に見掛けるガソリンスタンドはセルフ一色になってしまった。オレは今セルフのガソリンスタンドで入れてるがそれはただ安いというだけの理由であって、オレの本音としてはきれいなお姉ちゃんが豊満な胸を近づけて窓を拭いてくれたりする方が嬉しいのである。でもそういうスタンドはリッターあたり10円くらい高いのである。やむなくオレはお姉ちゃんをあきらめて、給油機を操作して自分で入れるのである。おまえら石油元売りがしっかりと卸価格を下げて、末端のガソリンスタンドまでちゃんと利潤が生み出せるように工夫してやればこんなセルフだらけにはならなかったのだ。ガソリンスタンドのセルフ化は多くの人の就業機会を奪い、オレのささやかな楽しみも奪ったのである。こんなことは断じて許せない。いますぐ石油元売り各社は原油価格の低下した分だけガソリンや灯油の卸売り価格を引き下げて、ガソリンスタンドに美女を雇うだけの経営的余裕を与えよ。セルフのスタンドで自分で入れるのはちっとも楽しくないのである。
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