2006年12月11日(月) |
こら、変なもん喰わせるなボケ! |
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オレは実際に喰ったわけではないのでよくは知らないが、どうも海外では和食ブームで世界中にかなりの和食レストランが存在するらしい。そしてそれらの和食レストランのうち日本人が経営するのは全体の一割ほどで、残りは韓国人や中国人の経営らしい。それらのレストランで提供される料理の中には、和食とはほど遠いものも数多くあって、このままでは日本食に対しての悪いイメージが定着してしまうからと日本の農林水産省がそれらのまがいもののレストランを排除するために認証制度の導入を検討しているとか。
オレはこの動きに大いに賛成だ。そもそも日本料理をよく理解していない連中が勝手に日本食を名乗って変なものを喰わせようとすることに対して、日本人は断固として怒りをぶつけないといけない。韓国や中国の連中が出してるまがいものの日本食によって、我々の食文化が侵略されてるのである。こんな状態を断固放置してはならない。いますぐ農水省は調査団を派遣して、海外のニセ日本食レストランを弾圧してくれ。許されるならオレもその調査団のメンバーに入れてくれ。おかしな日本料理をどんどん告発してやるぜ。
ネットで検索してみるとまことにひどい状況らしい。しゃぶしゃぶの肉が分厚かったり、とんかつの肉が千切りでキャベツが角切りだったり、すし屋でぱさぱさの米のおにぎりが出てきたりと想像も付かないのが出てくるというのだ。もちろんアメリカ人や韓国、中国人にも言い分はあるだろう。「みんな喜んで食べてるからいいじゃないか」「おまえたち日本人もまがいものの料理を出してるじゃないか」と。
しかし、日本にあるいわゆる洋食はまがいものでもなんでもない。それは日本風にアレンジされたすべてが日本料理なのである。オレに言わせればカレーライスもオムライスもスパゲティナポリタンもみんな和食だ。日本の食文化こそ、世界の食文化のいいとこ取りをしたパーフェクトな食文化なのである。それが海外で評価されるのは当然のことだ。ところが日本食レストランで金儲けしたいだけの連中が、日本食をちゃんと学ぶこともなくニセモノの変な料理を出し、しかもろくに味の分からないアメリカ人がそのおかしな日本食を「これこそがジャパニーズテイストだ!」と勘違いしてしまうことが問題なのである。
本当に日本食レストランを出したいのなら、日本の調理師免許の取得などを義務づけ、あべの辻調理師専門学校などで研修を積んだものだけに許可証を与えて認可するというふうに制度化すべきだ。そうでないと悪貨が良貨を駆逐するようにおかしな日本料理が世界中に広まってしまうぜ。
もちろんアメリカ国内ではこの農水省の動きに対して反発してるらしい。ワシントン・ポスト紙は「国粋主義の復活」と報じ、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は「日本がスシ・ポリスを派遣する」と揶揄しているとか。スシポリスとはなかなか言いネーミングセンスじゃないか。その名の通りのスシポリスを派遣してやれ。中には「米政府がアフリカや香港や韓国でアメリカ料理の認証をやろうとするだろうか」と反発する韓国系米国人の和食店オーナーがいたそうだが、アメリカ料理っていったい何だ?アメリカの食文化ってハンバーガーとケンタッキーフライドチキンくらいじゃないか。もともと自国の食文化などないのに何を勝手なことをほざいてるんだ。
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