2006年12月03日(日) |
病院で検査を受けてきました・・・ |
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10月に職場で受けた検診で肝機能の異常(GOT、GPTの高数値)が出ていたオレは、詳しい検査をするために11月の初めにオレの住む街の徳洲会病院に出かけた。そこで血液検査を受け、さらに12月2日の肝臓エコー検査の予約を入れたのである。
昨日、オレは前回の血液検査の結果を聞くことと新たに実施するエコー検査のために徳洲会病院を訪れた。オレの持参した検査予約票には8:45までにおいでになってくださいと記されていた。検査は9:00からとなっていた。病院の駐車場に8:35くらいについたオレは、すぐに受付で予約票を提出した。すると「検査室の前でお待ちください」と言われた。まだ診療開始時間の9:00になっていなかったので、検査室の前には数名が時間待ちのために待機していた。オレもソファに座って待ったのである。オレの目の前には血圧を測ってもらったり、採血してもらってる人がいた。まだ9:00になっていないのに、どうやらフライングして検査は始まっていたようである。オレはかなり驚いた。個人病院や町医者ならともかく、こんな大病院で時間前にどんどん客(患者)を処理してることに対してである。
オレは昔かかっていた大阪府立羽曳野病院を思い出した。そこで診察を受けるというのはほとんど一日仕事だったからだ。少しでも早くみてもらおうと朝早く家を出て、7時くらいから並んで診察券を入れるが、診察が始まるのは9時からである。待合室は大量の客(患者)で埋め尽くされている。9時になっても診察ははじまらない。そのうち医師が到着する。なんと、9時というのは診察開始の時間ではなくて、医師の出勤時間なのである。ある日なかなか診察が始まらなかったことがあった。なんと医師が悠々と9時半くらいに出勤してきたのである。公立病院の中にはこんなふざけた所もあったのだ。
オレの息子は喘息の症状が出ていて、呼吸器系の専門の病院に掛かる必要があるのだが、いくら羽曳野病院を勧められても、オレは20年前のこのことを思い出す。こんな患者を舐めた体質というのは本質的には変わっていないのじゃないだろうかと不安に思うのだ。
患者を待たせることに平気であっただけではなく、治らないことにも平気であった。なかなか治らないオレの湿疹の治療に羽曳野病院は大量の塗り薬と飲み薬を処方してくれたが、それらは全然効かなかった。結局オレは職場の近くにあった町医者でもらった塗り薬を使い、それは実際のところわずかに効果があったので、行くだけで一日仕事である羽曳野病院に行くのは結局やめてしまったのである。
オレはそれからも長いことこの湿疹と付き合っていくのだが、後にこの徳洲会病院で皮膚病の担当医がいる日に受診してみたところ、「これは尋常性乾癬ですね」と言われ、すぐにオキサロールという塗り薬が出た。その薬はこれまでに使ったことのあるどの薬よりも劇的によく効いた。その後も頑固に再発はするものの、塗れば必ず効く薬を手に入れたことでオレは満足している。羽曳野病院では一度もオレは「乾癬」という診断は受けなかった。過去にそういう診断をもらったのは大学生の時、京大病院で受診したときだけだ。この皮膚病がどの程度の頻度で発生するものかはわからないのだが、羽曳野病院で一度もそう言われなかったのがオレは不思議なのである。まさかそれを知らないほどの藪医者だったわけでもないだろうが・・・
9:00になる前にオレの肝臓エコー検査の順番が回ってきた。上半身の服を脱いでベッドに横になり、オレは腹にゼリーのようなのを塗られて検査が始まった。脇腹とかくすぐったいところを触られて、しかも検査をしてくれたのが若いお姉ちゃんだったので「うっひゃあ」と思った。検査そのものは5分間くらいで終わった。それから9:30に予約していた診察の時間を待った。待合室には徳洲会理事長の徳田虎雄氏を主人公にしたコミックが置いてあったのでそれを読みながら待った。時間が来て、検査の結果を教えてもらった。
オレはウイルス性の肝炎に罹っていたらどうしようかと心配していたのだが、なんと血液検査の結果はすべての項目に関して陰性ということだった。そしてエコー検査の結果で脂肪肝の傾向にあるということがわかったのである。それほどひどくはないようで「一年後また血液検査しましょう」と言われたので、肝炎で入院かという心配をしていたオレはとりあえずほっとしたのである。もっとも脂肪肝という状況も改善の必要のあることは明らかなので、食事の量を減らし運動量を増やして体重を今よりも少し減らせばマシになるだろうということだった。そういうわけで明日からオレはおやつの量を減らし、運動量を増やして生活改善に励もうと思うのである。さて、一年後にはどうなっているだろうか。
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