2006年11月18日(土) |
神様、オレのメールを返してください |
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この日記を書いてから1日のうちに20人近い方からメールの転送を受けました。今回お世話になったみなさまのお気遣いにこの場を借りて深く御礼申し上げます。ありがとうございました。m(_ _)m 万一のことを思えば、こういうソフトに頼った方が良さそうですね。
オレは通常のメールの送受信にニメラというメーラーを使っている。これは昔、パソコン通信をしていたときに使っていたニフティ専用のニフタームという便利なメーラーが、パソコン通信のサービスが終了してからもそのまま同じ操作性で使えるようにという形で作られたものである。その便利さになんの疑いもなくオレは今年の3月にパソコン通信が終了してからずっとこのニメラを使い続けてきたのである。半年以上何のトラブルもなかったのである。
さて、今日帰宅したオレはいつものようにメールを読もうと思ってニメラを起動した。しかし、起動しないでなぜか窓が閉じてしまうのである。おかしいなあと思いつつ、仕方ないのでニメラをダウンロードできるサイトに行って、そこで0.80という最新版を手に入れて(オレは0.55という旧版を使っていた)、ニメラを入れていたフォルダにそいつをインストールしたのである。すぐにインストールが完了し、さあメールを受信して・・・とメールボックスを見たときにオレは唖然として力が抜けた。なんと、今年の5月28日から昨日までのすべてのメールが消えていたのである。なんということだ。
そこには受信した日付と時間だけが表示されていて、ただただ真っ白な画面が広がっていたのである。なぜこんなことになったのだろうか。オレはデータ流出の危険性を考えた。誰かがオレのパソコンに侵入して、メールのデータを削除したのではないか。しかし、それならなぜ中味だけが消えるのだ。日付や時間はきっちり残ってるのである。個別のメールのヘッターを表示してみるとそこには66666・・・という数字の羅列があった。そうなるとこれはメーラーであるニメラの側のトラブルである。上書きインストールするときに万一のことを考えて、まずフォルダの中味をどこかにきっちりとバックアップしてからコピーするべきだったのか。確かにそうかも知れない。オレは自分のちょっとした不注意で取り返しのつかない事態に陥ったことに気づいたのである。
ニメラには、オレが受け取ったメールだけではなくオレが送信したメールもすべて入っている。自分がどんな内容のメールを送ったかもそこにはすべて残ってるのである。オレは自分のプロバイダのメールボックスは受信するとすぐにサーバーから削除するようにしてるので、ニメラの中にしかメールは残していない。まさかそのメールが半年分ごっそりふっとぶなんて思いもしないのである。なんでこんなことになったのだ。
失ったメールの中にはもちろん単なる業務連絡的なものも多い。そういうメールならまだなんとかなる。一番困るのは友人から受け取った大切なメールなのだ。何度も読み返したくなるような宝物のようなメールや、そのメールを受け取ったことで落ち込んでいたオレが救われたような、そんな貴重なものがあるのだ。そうしたメールを失ったこと、そしてオレがその相手にどんな返信をしたかということ、そのすべての記録が半年分失われてしまっているのである。これは金銭に換算できない損失である。
オレは恥を忍んで、オレにメールを送ってくださった友人たちに訴える。どうかオレのメールボックスとメアドの復旧のために力を貸してください。どうか協力してください。この半年の間にはじめてオレにメールをくださった方は、どうかメールを再送してくださるようにお願いします。オレの手元にメアドがないので返信のしようがないのです。そして長文のていねいなメールを送ってくださった方々、どうかそれらのメールを再送してくださらないでしょうか。本当にぶしつけでご面倒なことで申し訳ないのですが、そのメールは私にとって貴重な宝物なのです。同時に私が書いたメールがそちらの受信箱にあると思います。そのメールをこちらに一緒に張り付けてもらえないでしょうか。失ったメールを少しでも復旧したいのです。自分がどんなやりとりをしたか、その記録が完全に失われるしまうことを私は残念に思うのです。自分が時間を掛けて書いたメールもまた私にとっては宝物です。
私とメールをやりとりしている方は、みなさん必ず私の日記を読んでくださっていると思います。それでこの場を借りてお願いする次第です。どうか日記読者のみなさま、私の願いを聞いてくださるようお願い申し上げます。最後に、今夜の日記をこのような個人的な内容の面白くもなんともないものにしてしまったことを深くお詫びいたします。m(_ _)m
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