2006年11月02日(木) |
いきなり冬じゃないか! |
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11月になったから寒いのか、寒いから11月なのかわからないのだがとにかく寒いのである。寝るときにはしっかりと毛布を二枚使って寝ているのである。そうでないと寒くて夜中に目が覚めるのだ。ついこないだまで冷房を入れていたのになんということだ。しかも我が家の庭ではまだ朝顔がしつこく咲いてるのである。いったい今の季節は何なんだと文句を言いたくなる。
四季の移り変わりを味わいながら過ごすのが日本人のライフスタイルだったはずだ。いつから日本は春や秋を失って、夏と冬の二季になってしまったんだんだ。これでは風情も何もないじゃないか。冷房も暖房も要らない快適な季節であるはずの春や秋がどうしてほとんど存在しなくなってしまったのか。オレはこんなに日本が住みにくくなってしまった責任を断固追及したいのである。
気温の変化が激しいのは砂漠などの特徴だ。緑を失った都心はある意味砂漠と似た状態であると言える。それゆえに昼間は温度が急激に上昇し夜は冷え込むのである。都心部には森がほとんどないため、温度変化をゆるやかに吸収する環境が存在せず、我々は激烈な温度変化にさらされてるのだ。
いきなり冬がやってくるとオレは別の心配をしなければならくなる。それは暖房費だ。我が家は冬になると大量の石油を消費するのである。一ヶ月に200リットルくらいの石油が燃やされて地球の温暖化を促進しているのだ。どうしてそんなにガンガン燃やすのか家に居る時間の短いオレにはわからないのだが、家人がみんな別々の部屋に籠もっていてみんな自室で石油ファンヒーターやストーブを使うせいなのだ。
その灯油代がこの数年馬鹿みたいに値上がりしている。数年前は1リットル35円くらいだった灯油がいつのまにか70円くらいするようになったのだ。200リットル×70円なら14000円である。そんな多くの金額をオレは負担させられるのである。もしもオレが住んでる土地が北海道ならその出費にも耐えよう。職場も寒冷地手当を出してくれるだろう。しかしオレは大阪にいるのである。大阪の8月の平均気温は沖縄よりも暑いのである。そんな暑いはずの土地でなぜこんなに大量の暖房用の燃料を必要とするのかオレには納得できないのである。
そうだ、ウォームビズだ!部屋の中でも少しあったかい服を着て、それで暖房費を節約するというヤツを我が家の住人にも徹底させればいいのだ。少なくとも自分はそうすればいいのだ。だったら暖房費をかなり減らせるはずだ。しかし、オレは家族の顔を思い浮かべて暗澹たる気分になった。誰がこのウォームビズの精神に賛同してくれるだろうか。老いた両親に寒いのを我慢しろと言うわけにはいかない。そうなると妻と息子たちが賛同してくれるかどうかである。子どもはまだいい。家の中でいつも走り回ってかえってファンヒーターを点けていれば危ないくらいだ。問題は寒がりの妻である。そもそも灯油を大量に消費するライフスタイルの元凶は、家じゅうを暖めておきたいという妻の価値観に由来しているのである。布団の中でオレの冷たい足がうっかり接触しただけでも究極の罵倒を繰り出す怖ろしい妻に、どうやって「灯油を節約してくれ」と言えるだろうか。
オレはあきらめて灯油代の分を株式投資で稼ぐことにしたのである。家族に快適な暮らしを与えることは一家のリーダーの務めである。もういくらでも灯油を浪費してくれである。オレが一番恐れているのは、「こんな寒い家はどうにもならないから建て直してくれ!」と言われることだ。
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