2006年10月26日(木) |
WEB日記を止める日 |
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もうすぐオレがこの日記を書くようになってから4年になる。その間ずっと一日も更新を休まなかったのだからオレにしてはよくぞ続いたことだと我ながら驚いている。4周年企画に何かやればいいのかも知れないが、別に何も考えていない。いいアイデアがあれば教えて欲しいのだが。
オレが自分のサイトを開いた時、まさか毎日更新するようになるとは思っても見なかった。自分の書いた文章をいくつか並べて、パソコン通信で知り合った以前からの友人たちが参加する掲示板を設置して、といくつかの工夫はしたが、来客はなかなか増えなかった。読者が増えたのは「日記才人」という日記のリンク集に登録してからだ。
これまで何度か日記を書けないかも知れないという危機はあった。それは旅行中だったり、なかなか書くためのネタを思いつかなかったり、うたた寝して気がついたら朝になっていたという場合である。旅行していてホテルの客室からダイヤルアップでつながないといけない場合はいつも「ちゃんとつながるのかな・・・」と不安になる。それがいやでどこでもインターネットするためにエッジを買ったのだが、田舎に行くとまるで使えない。家族旅行の時、深夜に田舎の駅の近くのグレ電にノートパソコンをつないで、蚊の大群に襲われながら日記をUPしたことがある。グレ電が発見できればまだいい方だ。ネットできる場所を求めてクルマであちこち彷徨すると言うことも何度もあった。
そうやって「毎日続ける」ということにこだわり続けてるこの日記だが、いったいいつまで続けるのだろうか。ある日突然オレが交通事故とかで死んでしまったとしてもこのページは残るわけで、来た人は「あれっ、更新されてないなあ。どうしたんだろう」と思ってそのまま開いたページを閉じるか、戻るボタンをクリックするだろう。今は一日に5000〜7000も回ってくれるカウンターも、徐々に来客が減って回らなくなり、ついに誰も来なくなったときにこの日記には死が訪れることになる。ネット上には更新されなくなった無数のサイトが存在し、それでもなぜかカウンターは回っている。オレの日記もそうしたサイトの一つにいつかはなってしまうのだろうか。
人間には寿命が存在する。オレもいつかは死ぬわけで、そう考えるとこの日記の最後はやはり作者の死亡公告で終わらせる必要があるだろう。まだ気が早いかも知れないが。戦国武将たちが自分の辞世の和歌を残したりしたように、オレも自分のサイトをそのままネットのどこかに置いて、辞世の日記をそこにしたためて置いておくのがいいのだろうかと思うのである。辞世の句があるのなら、オレも辞世の日記というものをそんな日のために用意しておかなければならないだろう。あるいはもっと積極的な理由で終わりの日が来るのだろうか。仕事が忙しくなって日記どころではなくなったとかいう理由で更新がおろそかになるとかいうことはなさそうなので、とりあえずオレはしつこくだらだらと日記を続けている。
新聞を読み、多くの方のブログを読み、投資をして日々を過ごしてると必ず一日に数回は「これを日記に書こう」というネタに出会う。そのたびにオレは携帯から自分のパソコンのメアドに「ネタメール」を送っている。その中から取捨選択して日記に何を書くか考えるのである。日記を読んで「なんてくだらない話なんだ」とお怒りのあなた、だったらぜひ面白いネタを送ってください。地方議員の悪事、身の回りの不正、その他さまざまな世の中のことに対する怒りなど。ちゃんとウラが取れているものしか日記には取り上げませんけど、暴露系メディアを目指す私としては自分の知らない世界のさまざまな実態を知ることは大いに興味があります。
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