2006年09月14日(木) |
駐車違反を減らせば経済効果が出た! |
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駐車違反を話題にした過去日記
6月に施行された改正道路交通法で駐車違反の取り締まりが民間委託されて大幅に検挙数が増加したことにより、放置駐車が激減して渋滞が減少したという効果が出ているらしい。渋滞が発生することで起きる時間的、体力的、経済的損害の莫大さを思えば、それが解消されればその逆の経済効果があるのと同じことだ。なぜもっと早くそのことに気づいてくれなかったのかと思うのである。警察庁では交通の円滑化による経済効果を年間1810億円にのぼると試算している。
確かにオレがふだん走ってる大阪の道でも明らかに駐車してるクルマは減っている。国道25号線の寺田町駅前付近といえば違法駐車と違法駐輪で4車線が2車線しか使えないために必ず渋滞が発生する場所だったが、そんなところが最近はやけにスムーズに走れるのである。これはやはり「取り締まりの民間委託」の効果が発生してるということだ。駐禁取り締まり員が緑の制服を着て自転車で回ってる姿を大阪市内でもよく見掛ける。オレのような善良なドライバーから見れば、このような取り締まり強化は大賛成だ。
経済効果に関してだが、同じ距離を移動する所要時間が増えればそれだけ仕事の効率が悪くなるだけではなく、燃費も悪くなる。それだけCO2の排出量が増えて地球温暖化の原因にもなる。それだけじゃない。渋滞がよく発生してる道路沿いの店の収益にも影響するのである。運転者の心理というのは不思議なもので、道路が混雑していると「寄り道なんかしていられない」と先を急ごうとするが、道路が空いていて余裕があると「ちょっとラーメンでも喰っていくか」となるのである。渋滞を解消すれば必ず道路沿いの店も繁盛するのである。警察庁の発表してる経済効果はたったの1810億だが、おれはそういうものすべてを含めれば1兆円くらいの効果が発生すると思っている。民間駐車場の利用が増える分もかなりあるだろうし、実際のところ大阪市内にあるタイムズ24などのコイン式駐車場はかなりどこも混んでいる。
最近は飲酒運転による事故が多発していてその取り締まりがやっと強化されるようだが、飲酒、駐禁の取り締まり以外にオレがやって欲しいと感じるのは、交差点で指示器をきちっと出さないクルマの取り締まりである。オレが右折しようとして交差点に進入するときに、対向車線のクルマが直進するのか左折か右折かはかなり重要なことである。だからオレは指示器を注視しつつ右折レーンで待つのである。ところが最近、指示器を全く出さずに右折左折するクルマがやたら多いように感じるのである。オレのようにMT車を運転していて両手が忙しい人間でもちゃんと指示器は必ず出すのである。今はたいていのクルマはAT車だから片手(左手)は常に余ってるはずである。ところがその余ってる左手にはハンドル、右手には携帯電話が握られているのだ。
前からやってくる対向車線のクルマが指示器を出さないので「直進か」と思って待ってると左折していくということが多い。そんなときは100%近く、ドライバーは電話で話しながらであり、こちらには目もくれずに左折していくのである。もしもちゃんと指示器を出していてくれればオレもそのタイミングに合わせて右折できたのに、向こうは直進するものと思っているからオレは曲がるタイミングを逸してしまうのである。全くもって許せないのである。そういう迷惑なヤツをガンガン取り締まってくれ。
指示器を出さずに右左折したクルマは反則金を5万くらい取って、ついでに携帯電話で通話中ならさらに10万くらいふんだくってやれ。それにしてもオレが不思議に思うのは、携帯電話を掛けつつ助手席に乗った女の乳を揉んだりしながら運転している馬鹿のことである。そうやって両手を使ってしまったらどうやって運転するんだ?もしかしておまえは念力でハンドル操作ができるのか?
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