2006年08月09日(水) |
猛暑で値上がりする株はどれだ? |
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とにかく暑いのである。体温よりも暑いのである。少し外に出るだけでうだるような暑さで頭がボーッとするのである。冷房の効いた部屋から一歩も外に出たくないのである。さて、こんな状況でも投資家のオレは、「猛暑で上がる株はどこか?」ということを考えないのといけないのである。銘柄情報を発信する株式掲示板の管理者でもあり、過去に「ハメこまれた人たち」という株日記も書いているオレは、何か答えを出さないといけない。
暑いとやはりみんなアイスクリームを喰う。そういうわけでオレはB‐Rサーティワン・アイスクリーム(2268)の株価を検索してみた。なんと8月3日に経常利益5割増というニュースが流れてすでに上昇していたのである。気がつくのが遅かったのである。
そうなるとどこを狙えばいいのか。うーむ。やっぱり暑いとエアコンを買うだろうか。いまどきどこの家にもすでにエアコンは必需品で設置されていて、暑いから買うなんてことはないだろうと思いつつ、ダイキン工業(6367)を調べてみる。すると8月8日に四半期の決算が発表されていて、売上高が前年同期比8.7%増の2047億円、営業利益が25.0%減の189億1100万円、経常利益が22.0%減の193億5500万円、最終利益が18.9%減の124億1900万円とある。売上高が伸びてるのに利益が減っている。しかし、これは4〜6月で暑くなってからのことを織り込んでいない。この発表を見て「減益=売り」と多くの人が単純に考えて値下がりしするとしたら、案外ねらい目かも知れない。
そうそう、暑いとやっぱりのどが渇いていろいろと冷たい飲み物を買うだろう。とりあえずコカ・コーラウエストホールディングス(2579)を調べてみた。5月には2800円もしていた株価が2000円近くにまで落ち込んでいる。そうなると今度はなぜこんなに下がったのかとそれが気になってしまうのである。ここは警戒した方がいい。
しかし、こんなことくらいは誰もが想像することである。投資というのは人の気がつかないところを狙わないといけない。そしてみんなが気づいてあわてて買って値上がりしてきた頃にはさっさと売り抜ければいいのである。そんな当たり前のことを考えていてはだめだ。
そうだ、暑いとエアコンをガンガン運転するから電気の消費が増える。電力会社はどうだ。とりあえず東京電力(9501)を調べてみた。ゆるやかに右肩上がりで上昇中である。ここは大丈夫そうだ。でも、原油高で発電コストがこれから上昇する可能性も高い。そうなると必ずしも買いではないのかも知れない。ただ電力各社は配当利回りも高く、おおむね2%以上あって銀行の定期預金よりもはるかにいいので、退職金でまとめて買うにはちょうどいいかも知れない。原発の事故や故障で不安定要因のある中部電力、北陸電力以外は買いというところだろうか。
しかし、それもきっとみんなが同じように考えてるだろう。そんなものではなくてもっと誰にも思いつけないようなものはないのか。しかし、誰も思いつかないということは、一人の投資家も気がつかずにそのままスルーされるということもある。それは困るのである。自分以外にも適度に投資家に注目されないとダメなのである。暑い夏→海→水着はどうだ。東レ(3402)を調べてみた。ゆるやかに上昇中のチャートで期待できそうである。
そうやっていろいろと予想を建ててみるのはなかなか楽しい作業である。しかし、どれもインパクトに欠けるのである。結局、実際に猛暑関連で一番上昇したのはどれだったかということは、9月頃になってはじめて結果を見て明らかになるのかも知れない。投資は常に未来に起きていそうなことを考えることを必要とするが、未来に起きることが全部分かれば苦労はないわけで、毎日の上下に一喜一憂する近視眼的な発想しかできないのが実際の株式投資の現場なのである。
6月から駐車違反の取り締まりが厳しくなるということで期待して仕込んだ日本駐車場開発やパーク24はちっとも値上がりせずに逆に大きく下がってしまいオレはかなり裏切られたのである。そんな悲しいことも起きるのが投資の世界である。こんなことでは株長者の道は遠いのである。ただ多くの情報を分析して研究するしかないのである。いくら調べてもますます悩むばかりなのである。
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