2006年07月23日(日) |
的をめがけてオシッコを飛ばせ! |
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オレは以前にこの暴言日記で「ど真ん中にオシッコをぶち当てろ」というタイトルで書いたことがある。関西空港のトイレの男性用小便器にダーツの的みたいな黄色いシールをはったところ、オシッコを便器の外にこぼす人が激減して掃除の人が楽になったという話である。
このシールを最初に商品化して関空に納入したのは「岸和田双陽社」という印刷会社だった。しかしこのアイデアを活かしてさらにパワーアップした飛び散り防止シールを開発した会社が出現した。大阪市中央区の印刷会社「たかアート」はダーツの的やテントウ虫、777マークを印刷したシール3種をインターネットで売り出した。すると学校や病院やビル清掃の会社から問い合わせが殺到してこれまでに約7000枚を売り上げたそうだ。価格は1セット(10枚)で3800円だから決して安くもない。
後発の「たかアート」製品の改良点は、温度で色が変わる特殊インクを使っていて、うまくオシッコを的にぶち当てるとマークが赤く変色することである。真っ白な雪の上にオシッコで文字を書くのは誰もが子どもの頃にしたことのある遊びだが、子どもも大人もやっぱりオシッコで遊ぶのが大好きなのである。シールは排水溝の上15センチにはると最も効果があるという。これは実験によって確かめられたもっとも飛び散りの少ない角度らしい。
ただオレが疑問に思うのは便器と男性自身の距離だ。オシッコをするときに便器にくっついて立つ人と離れて立つ人ならオシッコの射入角度もずいぶん違う。そんなにくっついたらしぶきでズボンが濡れるだろうと思うほどに便器に近く立つ人がいる。これは横からのぞき込まれないようにするためでたぶん大きさなどに自信がないのだろう。
話はそれるが、オレがこれまでに男子便所で見た最大の悲劇は、あるオシッコをしていた酔っぱらいのオッサンが、クビに巻いていたマフラーがはらりと便器の中に落下し、そのマフラーの上に酒臭いオシッコを浴びせてしまっていたことである。そのときのオッサンの悲しげな表情は今でも覚えている。実際のところはマフラーよりも携帯電話を落としてオシッコまみれにしてしまう人の方が多いような気がするが。
さて、この小便器の的はいずれJRの列車トイレにも採用されそうである。すでに「新型特急に採用できないか」とサンプルの提供を求めてきているらしい。揺れる列車のトイレで的にぶち当てるのはなかなか高度なオシッコテクニックを必要とする。どうせなら的への命中率で得点が表示されるようにすればどうだろうか。最初から最後までほとんど的を外さずにぶち当てれば100点。的に少しも当たらなかったら0点でペナルティとして電撃をオチンチンに喰らうというのはどうだ。なかなかスリルがあって面白そうだぜ。
このアイデア、もともとは関空側の発案によるものだが韓国旅行の時に社員がテントウ虫シールを見つけたのが始まりだという。オレが心配するのはあのパクリ大国の韓国が「日本は我々のアイデアを盗んだ!」と主張しだすことである。日本のお菓子のニセモノばかり売ってる国にそんなこと言われたくないのだが。
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