2006年07月06日(木) |
クルマではねてもOKですか? |
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もしもあなたが突然、意味不明なことばをつぶやきながら刃物を手にして襲ってくる変な男に路上で遭遇したらどうするだろうか。手近なところに武器になるものがあれば、自分の身を守るためにそれを手にとって戦うだろう。じゃああなた以外の人がそんなヤツに襲われてるその場にたまたま自分がいたらどうするだろうか。下手に止めにはいると巻き添えを食った自分が殺されるかも知れない。だったら見捨てればいいのか。
そのときに一人一人の市民が正義のために戦えるように、ちゃんと法整備しないとだめだ。「拡張正当防衛法」とでも名付ければいいのだろうか。目の前に無差別殺人を行おうとしている外道がいた場合、即座にそいつを殺しても何の罪の問われることもなく、国家から報奨金を与えるという制度である。正当防衛の範囲を自分だけではなく、自分の周囲にいる人にまで広げてしまうのである。こんな事件の場合はどうすればいいのか。
ベビー用品店にくわ男、主婦追い背中殴りつける 大阪 2006年07月05日23時24分
5日午後3時55分ごろ、大阪府高槻市郡家新町のベビー用品店「西松屋高槻郡家店」の駐車場で、くわを持った男が同市の主婦(21)を追いかけ、店内に逃げた主婦を後ろから殴りつけた。主婦は背中に10日のけが。男性店長(33)らが男を取り押さえ、駆けつけた高槻署員が傷害の疑いで現行犯逮捕した。
逮捕されたのは、住所不定、無職の男(39)。調べでは、買い物に来た主婦が車を降りて振り向くと、縦横約20センチの刃がついた長さ約80センチのくわを持ち立っていたという。男は支離滅裂な供述を繰り返し、精神科医が「妄想状態にある」と診断したため、同署は男を釈放。府が措置入院させた。
この事件の約15分前にも、同店から西へ約200メートル離れた路上で、小学2年の女児(7)が男に追いかけられており、同署が関連を調べている。<アサヒコムからの引用>
いつも思うことだが、このような無差別殺人の加害者はどうして女性や子どものように自分よりも確実に弱そうな相手を狙うのだろうか。ベビー用品店を襲うあたり、そのあたりの分別がありすぎるという感がある。なぜ乱入する先が大学のラグビー部の合宿所じゃないのか。
もしもオレが駐車場でこの光景に出くわしたら、オレはどうやってそのくわ男から主婦を救えばよいのか。おそらく咄嗟にクルマを発進させてそのくわ男をはねるだろう。運転の得意な自分にとってそれがもっとも確実な戦い方だからだ。しかし、襲われていた本人ではなく無関係の自分がその殺人を行い、クルマでわざとはねるという残酷な方法であるがゆえに、オレの行為は崇高な人命救助ではなくて、薄汚い殺人行為とみなされてしまい、懲役を喰らってしまうのである。なんということだ。
精神科医が「妄想状態にある」と判定したこのくわ男はそのまま措置入院させられたわけだが、その医療費も公費で負担されてるのである。オレの払った税金がこの人間凶器のために使われるのだ。こんな人間に果たして生きている価値があるのか。その無差別殺人が「妄想という病」のせいであり、悪いのは病気であってその人間自体が悪いわけではないとおそらく精神科医は主張するであろう。かくして精神科医は死ぬまで国家が面倒を見てくれて医療費を払ってくれる金づるを手に入れることになる。
そのまま死ぬまで入院していればいったいどれほどの税金がその人間凶器のために費やされるのか。だったら外に出せばいいのか。この39歳の男は「住所不定・無職」だったわけである。外に出して果たして世の中の人のために何かが出来るのか。いやそもそも、周囲に迷惑をかけずに平穏な市民生活が送れるのか。そんな可能性はほとんどないだろう。だったらその場で取り押さえた人たちの手によって「処刑」してしまってもOKというルールにしてくれ。そうでなきゃあまりにも犠牲になった人がいたたまれないじゃないか。
かなり危険な思想だが、オレは犯罪形質は遺伝すると思っている。だから無差別殺人者の遺伝子はできるだけこの世から消し去るべきなのだ。そういう連中を排除することによって、平穏な市民生活を望むおだやかな人たちで構成された社会が実現するのである。このくわ男が事件を起こしたのは高槻市である。ということは大阪地裁でこの刑事事件が処理されるのだ。これはかなり危険なことである。日本一の馬鹿裁判所がこの事件を裁くという不運。オレが望むのはただ一つだ。どうか「無罪」なんて決着だけはつけないでくれ。もしもこのくわ男が無罪ならば大阪地裁など市民の手で打ち壊してしまえ。
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