2006年05月29日(月) |
もう、めばちこなんか怖くない! |
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きみはめばちこを知ってるか?なんでも関東地方ではこの病気、正しくは「麦粒腫」のことを「ものもらい」というらしい。そんな呼び名は関西では全く通じないぞ。しかし、どうも「めばちこ」というのは全国的な名称ではなく、北海道では「めっぱ」と呼ばれ、宮城県では「ばか」と呼ぶらしい。めっぱなら「目っぱ」ということから類推できるが、ばかとはいったい何なんだ? 宮城県民がめばちこのことをばかというのなら、ばかのことはなんと言うんだ。まさか宮城にばかがいないなんてことはないだろう。
しかし、この名称、全国各地の分布を見てると千差万別で面白い。ものもらいmapというページで全国の方言分布がまとめられてるので一度見ればいいだろう。山口県では「めいぼ」だ。これは目にできた疣という意味でよくわかる。熊本県では「おひめさん」だ。なんだこりゃ!もうこうなるとわけがわからないぜ。とりあえず関西人のオレはめばちこと呼ぶことにする。
そのめばちこだが、オレはよくめばちこができる。一年に10回はできるだろうか。そのたびに数日間オレは不自由な思いをしないといけなかったのである。放置すれば数日で治る。たかがめばちこのためにわざわざ眼科医に行くなんてゼニの無駄遣いだと思ったからである。母はめばちこの民間療法として、ヘアピンをよくこすって摩擦で熱くしてからめばちこにくっつけて焼いて治せばいいと主張して、オレの目にヘアピンをくっつけようとしてきたがオレは必死で逃げた。手元が狂って目ん玉が焼ければいったいどうするんだ。
そのめばちこがあんまりひどく、満足に仕事もできない状態だったある日、オレは眼科医に行って目薬をもらった。そのときにもらったいくつかの薬の中に「タリビット眼軟膏」というのがあったのだが、これが劇的に効くのでびっくりした。治ってしまってからも軟膏は小さなチューブ一本分もあってなかなか減らない。その後もめばちこになるたびに綿棒の先っちょにほんの少しつけて患部に塗布すればたちどころに治まるのである。そういうわけでオレはめばちこを完全に克服できたのである。
もしもオレと同様にしょっちゅうめばちこができるという不幸な身の上の方がいれば、迷わず眼科医に行き、そこでタリビット眼軟膏をもらうことをお勧めする。それにしてもなぜめばちこなんかができるのだろうか。目を不潔にしてるせいなのか、汚い手で目に触れたから細菌に感染してそうなるのか。オレはオシッコをしたらちゃんと手を洗うし、コンタクトはしていない。不潔にしたなんて心当たりは全くないのである。しかし、「ものもらい」「原因」で検索すると、やはり不潔にすることが原因だとなっていたが、その他にも睡眠不足、疲労が関係してるとあった。これこそはまさにオレにあてはまる。ただこの二つはオレにとって宿命みたいなものだから逃れられないぜ。
今朝も起きたときに目が痛くて鏡を見ると巨大なめばちこを発見、すぐにタリビット軟膏を付けたら午後にはもうすっかり目立たなくなっていた。なんてよく効くんだ。
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