2006年05月12日(金) |
日本一お行儀の悪い学校のある町 |
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学校というのは公共の場所である。公共の場所であるということはそこでは自分勝手には振る舞えないということである。つまり、授業中は教師の指示に従い、給食は指示された時間内に食べ終えて、それ以外の時間はものを飲んだり食べたりしないのは当然の場所であるとオレは思っていた。そんなこと、言わなくても当たり前の大前提だと思っていたのである。休み時間や授業中に生徒がおやつを喰いまくっていたり、朝飯を教室で喰うなんていう不作法はオレには想像も付かなかったのだ。
ところがそんな感覚はもう古いらしい。なんと学校で自由に牛乳を飲んだりチーズを喰ったり出来るような時代になってしまったからだ。学校というのは勉強をするための場所であって、欠食児童に牛乳やチーズを配給する場所じゃない。給食というのは必要最小限の食事を提供するために存在するのであって、勉強をするための教室がその時間だけ臨時に「今だけはものを食べてもよい場所」になるわけで、給食をその場所で食ってるからということが教室でものを食べてもよいという論理にはつながらない。
朝飯を食わずに来る生徒がいるという問題は、早起きできないとか親が世話をしてくれないとか、親がパチンコ代に食費を使ってしまってゼニがないとかということが原因で、それは生徒の側の個人的な問題でありそんなものをわざわざ学校がなんとかする必要などないのである。最近は給食費さえ払わずに踏み倒す親が増えている。仙台市とかは悲惨な状況で、生徒の1割近くが給食費を踏み倒してる学校さえあるという。
そんなクソ親を甘やかしてはならないのである。自分のガキの食い扶持くらい稼げよと言いたいのである。そういう親の趣味はたいていパチンコである。絶対にそうだ。間違いない。パチンコにはまるのは昔から馬鹿な貧乏人と決まっている。オレのような教養のある人間はそんなばかばかしい愚劣な娯楽に時間を使っていられないし、あんなたばこの煙のもうもうとする空間で我慢するよりも株式投資の方がはるかにゼニが儲かるのである。
そんな子供の朝飯もろくに食わせない情けない親を救済しようと町を挙げて対策を立てる自治体が出現したのである。よほど朝飯も食わせない情けない親が多いようだ。はっきり言ってこんなことされたら恥ずかしすぎるのである。オレが町民なら絶対に引っ越す。ガキの食い物を恵んでもらうほどにまでは落ちぶれたくないのである。その情けない自治体というのは岡山県美咲町だ。朝食抜きで登校し、授業中に集中力を無くす子どもがいることから、岡山県美咲町の公立小中学校では校内で牛乳やチーズを自由に飲んだり食べたりできる試みが5月11日から始まったという。
なんとこのむちゃくちゃなやり方を美咲町では子どもへの「食育」の一環と位置づけて、保護者に朝食の重要性を認識してもらうのが狙いだという。あほか!そんなことをすれば「学校で喰わせてもらえるから」とますます保護者は手抜きするようになるのである。本当に食の重要性を訴えるなら逆に給食を廃止して、親に毎日弁当を作らせたらいいのだ。給食があるおかげで親たちは「弁当の準備」という労働から解放された。それはそれでいいことだとオレは思っている。しかし、「学校で喰わせてくれるから家で喰わせなくてもいい」というクソ親も存在することを忘れてはならない。
学校というのは勉強をする場所である。そこがのべつまくなしに牛乳やチーズが喰える場所となってしまえば、自分の部屋と同じでただの遊び場と変わらない。そんな「日本一行儀の悪い学校」に子供を通わせたくはない。ガキに朝食を食わせるのは親の義務である。早起きするのが面倒だから朝食を作らないようなクソ親は、どうせガキのしつけもろくにできないダメな親に決まっているぜ。
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