2006年02月07日(火) |
ニート天国、そこは高松! |
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生活保護を受けている人は全国で142万人、人口に占める割合は1.11%でだいたい100人に一人が受給者と言うことになる。この保護率は地域格差が大きい。最高の大阪府は2.32%、つまり43人に一人が生活保護を受けているということになる。しかし最低の富山県では0.22%しかなく、455人に一人しか生活保護を受けていないのである。また保護世帯は都市部に偏在しており、日本で一番保護率の高い大阪市の保護率は3.81%、なんと26人に一人が生活保護受給者ということになる。はっきり言って多すぎるのである。
これは社会福祉が充実してるのではなく、社会福祉を食い物にしてるニートや不良中年やヤクザが多いからである。本当に保護が必要な弱者に支給されるのではなく、昼間からパチンコ三昧で遊び倒してる連中にまで生活保護が支給されているからである。そのゼニが税金から支出されているということを考えれば、パチンコ代やタバコ代に浪費することなどはもってのほかであり、喫煙していたりパチンコ店に出入りしてるところを発見すれば即支給停止、逮捕拘留という処置で臨むべきだ。
そんな大阪市の惨状にあきれていたオレは、もっとすさまじい街があることを知って驚いた。それは高松である。なんと高松市では、生活保護受給者が罪を犯して刑務所で服役している間も生活保護費が振り込まれてるのである。なんと手厚い保護だろうか。2月4日、高松北署は誤って支給された生活保護費を使い込んだとして無職の37歳の男を横領容疑で逮捕した。この男は20数年間生活保護を受けていたが逮捕監禁の罪で2004年2月〜2005年9月に服役した。その一年半の間に男の口座には高松市から138万円が振り込まれていた。出所してきた男はそのゼニをたちまち豪遊して使ってしまったのである。
オレがもう一つ驚いたのはこの男の年齢と保護歴である。たった37歳の男が20数年間も生活保護を受けていたというのはいったいどういうことなんだ。学校を出てからずっと生活保護を受けていたということなのか。何か重い病気で働けないような事情があったのか。だったら逮捕監禁の罪をどうして犯すのだ。元気そのものじゃないか。20数年間もの間、その男を自立させるための手段を何一つ取らずにずっとゼニを与えて放置させ、その結果男を逮捕監禁の罪を犯すろくでなしにしたのはまぎれもなく高松市である。
もう一つわかることは、高松市の福祉事務所の怠慢ぶりである。男が刑務所にいるのに一年半もの間そのままゼニを振り込み続けたということは、ろくに面接調査もしていないということである。男に対して「ゼニを返せ」と言う前に、その怠慢な事務所が職員のポケットマネーで全額弁償するすべきだろう。
今、日本では学校にも行かず働かずというニートと呼ばれる若者が増加している。そのニート諸君にとって、簡単に生活保護が認定されしかも一度受給が認められれば刑務所にいる間までずっともらえるという夢のような痴呆、いや地方自治体があると聞けば、今すぐにでも移住したくなるだろう。今にニートたちにとって「食えなくなったら高松へ行け」というのが合い言葉になるかも知れない。
オレの母方の祖母は、建設現場で働いていた夫を亡くした後4人の子供を連れて郷里である鹿児島県の坊津に帰った。終戦前後のあの時代、女手一つで4人の子供を育てるのはどれほど大変だっただろうか。「働けるうちは人の世話にはならない」と祖母は言い続け、猫の額ほどの畑を耕し、山で薪を拾ってはそれを街に売りに行ったりしていたという。祖母がガンで亡くなった後、オレの母を含めて残された4人の子供は親戚を頼って再び大阪に出てきて、オレの母は中学もろくに卒業しないままに紡績の工場に勤めることになった。それからずっと母は働き続け、息子であるオレが十分に稼いでいるからもうゼニなど必要ないのに、70近い今も中華料理店の皿洗いに週4日出かけている。
世の中には働かなくてもいいのに働く人がいる一方で、無数の働けるのに働かないヤツらがいる。そんな甘ったれたヤツらはニート収容所にでもぶちこんで強制労働に従事させ、林業や農業、鉱業と言ったいわゆる不採算産業でじゃんじゃん働かせてやれ。収入こそかなり少ないが、田舎に行けばまだまだ労働力を必要とする産業がある。過疎の村には放棄された耕作地がいくらでもある。自動車メーカーの中には組み立て工が集まらずにブラジルで日系人を募集しているところがある。仕事がないのではなく、仕事を選びすぎなのである。「そんな仕事ならしたくない」と甘えたことをほざくそこのヘタレ、ちゃんとした高収入の仕事につけるような能力をてめえはこれまでに人生でしっかり磨いてきたのか。これまでろくに努力もしないで毎日ゲーム三昧だったり遊びまくってきたクソガキが偉そうなことを言うんじゃねえ。
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