2006年01月25日(水) |
ゲイシャ・イズ・ワンダフル! |
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芸者は日本文化の誇るひとつの美の頂点だ。それに外国人があこがれることはよく理解できる。例えばフィンランドに行けばGEISHA・CHOKOLATEというお菓子が存在するのである。包み紙には芸者の絵が描いてあるのだ。ウソだと思うならネットで検索すればいい。通販で買えるサイトもあるはずだ。
オレは若い頃に東欧や北欧を放浪旅行をしたことがあるが、日本人だとわかるとこのように訊かれたものである。「キミは忍者か?」「キミの母親はゲイシャガールか?」日本人の男はみんなサムライとニンジャ、女はゲイシャだと勘違いしてるのである。日本の伝統文化を愛するオレは、そういう勘違いさえも好ましいものだと思っていたがそうではない国もあった。それがお隣のあの中国である。
チャン・ツィイーさんやコン・リーさんら中国の人気女優が芸者役を演じていて話題になったハリウッド映画「SAYURI」が、中国当局の規制でなんと上映中止になったのである。なんということだ。どうも中国当局では、芸者=売春婦=従軍慰安婦 という発想で、「中国人の女優に芸者役を演じさせることは国辱である」というふうに誤解したらしい。毎度のことながらあきれる反応である。この映画を見て勘違いした馬鹿がまたまた大暴れして、日本大使館に投石したり日本料理店を焼き打ちしたり日本車に火をつけたりすることを恐れているのである。それは映画のせいではなくて、馬鹿ばっかりうじゃうじゃ存在するてめえの国の内政問題である。人口が多い分、馬鹿も多いのは仕方がないが、もっと教育を充実させて馬鹿を減らしてくれとオレは言いたいのである。教育レベルは低すぎるのに変な反日教育だけはしっかりやるものだから、価値を公平に判断できない頭の中が屈折したおかしなヤツばかり発生するのだ。
オレはチャン・ツィイーさんの大ファンだからこの映画は必ず観ようと思っている。「初恋の来た道」を観たときは不覚にもオレは泣いてしまったのである。なんて素朴な愛の物語なんだと感動したのである。一緒にビデオを観たオレの父も、「こんな映画はもう日本では作れないなあ」としみじみ語ったのである。もちろん「HERO」も「LOVERS」もオレは欠かさず観たのである。でも一番好きなのは「初恋の来た道」である。その彼女の映画にくだらないケチをつけて、そのあげくに「芸者役を演じて中国人の名誉を汚した」と大騒ぎしている馬鹿が無数にいるという。もうオレはあきれてしまってモノも言えないのである。
この映画の主演に選ばれるということがどれほど名誉なことであり、多くの日本人女優を押しのけてチャン・ツィイーが選ばれたということをなぜ素直に喜べないのか。「日本人はブスばっかりだからやっぱ、この役を演じられるのはチャン・ツィイーだけあるヨ!」と傲慢にも思って欲しいのである。それがオレには残念でならない。チャン・ツィイーさんにオレは勧めたい。もうそんな分からず屋の国は捨てろ!日本やアメリカに亡命して国際女優を目指せばいいのである。その方がずっと自由に活動できるのである。リッチな生活も出来るし、いい男とも結婚できるのである。映画で競演した渡辺謙レベルのオッサンならいくらでもごろごろしてるのが日本である。吉本興業に所属して活躍すればいいのである。
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