2006年01月14日(土) |
大雪が降っても困らない方法教えます! |
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暖冬だという気象庁の大ハズレの予報のおかげで大混乱だったこの冬の大寒波もどうやらそろそろ終わりそうな気配である。気象庁は日本南岸の低気圧通過に伴い南から暖かく湿った空気が流れ込み、14日には東北から九州で3月中旬から4月上旬並みに気温が上昇、雨も強く降るという予報を出した。
3m近い積雪のところもあるのに、そんなに急激に温度が上昇したらどうなるのか。テレビでは河川敷を埋め尽くす雪捨て場でダンプやブルドーザーが動き回る様子が映されていたが、あの下の雪が溶ければ全部水である。家の屋根の上にある大量の雪がすべて溶ければどれほどの量の水になるのか。それが急激に襲ってきた高温で一気に溶ければどんな事態が発生するのか。オレはそれを恐れているのだ。
今の日本には春夏秋冬という風情のある季節は存在しない。夏と冬しかないのだ。クーラーをがんがん効かせていたと思ったら、その一週間後にはストーブやこたつが登場するのである。ということは今寒さが終われば一気に暑さがやってくるということである。4月には30度になったりするのである。そのまま10月、場合によっては11月までずっと暑い季節が続くのである。そして暑さが止んで一週間も経たないうちに木枯らしが吹いて冬になるというのが今の日本の季節進行なのである。ということは、暑くなるときは一気に来ると言うことだ。下手をするとここでもう冬が終わってしまうかも知れないのである。もっともそうなると寒がりのオレは大喜びなんだが。
そうは言うものの、この週末の日本を突如として襲う暖かさがもたらす恐怖はなんといっても雪崩である。あれだけの雪があるのだ。それが全層雪崩(雪崩には表層雪崩と全層雪崩の二種類があって、後者の方がはるかに破壊力はでかいらしい)に結びつくならかなり危険である。谷底の集落を飲み込むような大雪流が発生したらどうするんだ。道路だって安全とは言えない。道を走ってると突然雪崩が発生してクルマごと埋まってしまうかも知れないのだ。もしもそんなふうに雪の中に閉じこめられたらどうやって脱出したらいいのだろうか。クルマの中にスコップを常備して、それで掘り進めばいいのか。下手にエンジンを掛けたりしたら貴重な酸素を消費されてますます生存が困難になるので、寒い中で救助が来るのを待つしかないのか。オレは雪国で暮らしていないことにほっとするのである。
14日の予想最高気温は秋田10度、新潟12度、長野11度。これは3月下旬並みだという。そんなに温度が上昇すれば斜面に積もった雪も溶けてどんどん崩れるじゃないか。これまでですでに85人の方が大雪のために亡くなってるのである。さて、テレビで雪下ろしの風景を見ながらオレは思った。どうして街そのものを雪対策しないのだろうかと。
道路はみんな地下に作り、家はいくら雪が屋根に積もっても平気なくらいに頑丈に作ってしまう。家同士は地下道で結ばれ、その地下道を歩けば駅にも買い物にも行けるというふうにする。雪国は居住区を全部地下にしてしまうのだ。地上は田んぼや畑、山林にしておけばいい。そうすれば地上でいくら雪が積もっても平気である。そのまま春になって勝手に溶けるまで放置しておけばいいのである。一度しっかり作ってしまえばもう半永久的に使えるぜ。建築基準法では家全体が地下にあるような構造物は認めないのかも知れないが、そんな法律なら改正すればいいのである。地下都市の建設は公共事業を増やしながら自然も回復できる一石二鳥の名案である。もしもそういうニュータウンが開発されればオレは絶対に買うぜ!
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