江草 乗の言いたい放題
コラムニスト江草乗の日記風エッセイ クリック募金にご協力お願いします。

日記目次(検索可能)前日翌日 エンピツ投票ランキング  江草乗の写真日記  ブログ  お勧めLINKS  

ご愛読ありがとうございます。「江草乗の言いたい放題」は読者100万人を目指す社会派コラムです。一人でも多くの方が読んでくださることで、執筆意欲は倍増します。ぜひ、お友達に勧めて読者数UPにご協力ください。掲示板へのご意見の書き込みもお願いします。

2005年12月30日(金) そんな卑怯な中学生はぶん殴れ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 オレは卑怯なヤツが嫌いだ。卑怯というのはこの世で最も恥ずべきことだと思っている。日本人の行動原理として必要なのは「武士道」の精神であり、「いじめ」がいけない理由はそれが卑怯だからと教えるべきだと常に主張してきた。ところがその卑怯なヤツらは一向になくならない。いや、逆に今の日本ではどんどん増えてるのである。政治家や金持ちほど卑怯なヤツが多いとも言われる。国会議員の中にも、自分の息子の殺人事件を報道しないようにもみ消させるゲス野郎がいるくらいだから、下々の国民が卑怯になるのも仕方がないのだが。

 それにしてもこの事件はひどすぎる。なんて卑怯な中学生なんだ。神奈川県警厚木署は12月29日、男子中学生をナイフで刺したとして、住所不定無職、加藤悦孝容疑者(53歳)を傷害容疑で逮捕した。何も理由なしにホームレスが中学生を刺すわけがない。(理由なしにホームレスを刃物で刺す中学生ならいそうだが・・・)刺した理由は、彼が中学生4人組に石を投げられたり罵られたりしたことに腹を立ててだったという。彼は4人のうちの一人の15歳の男子生徒を殴り、持っていた果物ナイフで腹を刺した。刺したと行っても致命傷になるような傷ではなくて、10日間の軽傷とあるからせいぜいかすった程度だったのだろう。

 そのクソガキの両親はなんと「息子が刺された」として警察に届け、加藤容疑者は逮捕されることになったのである。「腹が立ったから刺した」と彼は容疑を認めてるという。この中学生どもは日常的に加藤容疑者を虐待していたという。また、周辺に住む他のホームレスも同様に中学生たちから虐待を受けていたのである。そのホームレスの誰もが被害を訴えなかったことをいいことに、この外道中学生どもは行動をエスカレートさせていったのである。

 虐待がどの程度だったのかはこのニュースからはわからない。しかし、少年たちがホームレスを遊び半分にリンチして殺す事件がこれまでに何度も起きていることを思えば、その虐待によって彼らが生命の危険を感じていたとしても不思議はないだろう。しかも相手は複数である。自分の生命を守るために、持っていたナイフで決死の反撃をしたとして、その行為を罪に問えるのか?そしてこの少年の馬鹿親は、息子が刺されたことの理由をきちっと理解していたのか。こういう馬鹿はたいてい「何もしていないのにいきなり刺した」などと主張するものである。嘘をつくこと、卑怯なことに対して全く平気なのである。

 オレは暴力を肯定するつもりはない。しかし、そのホームレスが自分に石を投げた中学生を怒りにまかせてぶん殴った行為は理解できる。そのときに持っていたナイフで「こんなクソガキは死ね!」と思って刺したとしても、その行為は十分に弁護に値する。ホームレスをおもしろ半分にいじめるようなクソガキはどうせ生きていてもろくなヤツには育たない。他者の痛みを分からないような人間には生きている価値はない。だからオレはその少年が仮に刺されて死んでいたとしてもあまり同情したくない。それよりも、「そんなクソガキのために殺人犯になっちまって」と刺した人に対して同情するだろう。

 正義とは誰かが行使しないといけないものである。ところが市民が行使すればそれは時には「殺人」「暴行」という罪となって裁かれる。残念ながら現代の日本には仕置き人と仕掛け人という時代劇に出てくるような暗殺者の職業はない。間違ったことをする子供をぶん殴る怖いおっちゃんもいない。そこにいるのは妙に子供に甘い親だけである。日頃の息子の悪逆非道の行動は放置しながら、ケガをさせられるとたちまち被害者面してしゃしゃりでるクソ親、こんな連中が今の子供をダメにしてるんだぜ。

明日も読もうと思う方は
人気blogランキング投票←のクリックを必ずお願いします。 株式銘柄情報掲示板もよろしく。


↑エンピツ投票ボタン。押せば続きが読めます。登録不要です。


My追加
江草乗の言いたい放題 - にほんブログ村

前の日記   後の日記
江草 乗 |ファンレターと告発メール   お勧めSHOP エンピツユニオン