2005年12月29日(木) |
そのひき逃げ米兵を許すな! |
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オレはひき逃げという犯罪は殺人と同じくらいに重い罪であると常々思っている。その理由は、逃げるときのドライバーの心理というものは「このまま逃げればバレないかも」という卑怯な心根であることが普通だからだ。たまに「はねたことに気づきませんでした」といけしゃあしゃあと発言する馬鹿運転手がいて、またそれを信じて刑を軽くする馬鹿裁判官もいるから交通事故の悲劇はなくならないのだが、「逃げれば死刑」「逃げれば射殺もOK」「逃げた相手を見つければ遺族は敵討ちして加害者をぶち殺してもお咎めなし」というルールを作って、「ひき逃げした方が損」ということにしないといけないぜ。飲酒運転の罰よりもひき逃げの罰の方が軽いから、飲酒してるヤツはこぞって逃げるという状況も生まれてるのである。全くもってひどい話である。
そのひき逃げだが、米兵というのは交通事故を起こすと必ず逃げるらしい。沖縄に住む友人から聞いた話だからかなり信憑性が高いと思う。これはアメ公の頭の中に「人をはねたら逃げる」という行動様式がインプットされてるのか、あるいはあちらの学校教育では「人をはねたら逃げなさい」と教えられてるのか、あるいは日本人の命なんか虫けら程度にしか思っていなくて、人をはねても虫をつぶしたくらいにしか感じていないからなのか、とにかくその3つのいずれかだろうとオレは思っている。
そんなモラルもへったくれもない狂犬、いや米兵を日本に駐留させていて、そいつらにかかる経費をわざわざ「思いやり予算」とか言う名の税金で払ってやり、日本人が住めないような広大な住宅地を与えてやって優遇している日本政府のやってることは、オレのようなまっとうな人間にはよくわからないのである。どこの世の中にわざわざゼニを出して自分の家に犯罪予備軍を同居させるような馬鹿、いや親切な方が居るだろうか。
東京都八王子市で12月22日、米軍厚木基地の女性水兵(23歳)が、小学生の男児3人に重軽傷を負わせるひき逃げ事故を起こし、警視庁八王子署が業務上過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕していたことが12月28日分かった。そのまま逃走した米軍ナンバーの公用車をつけたクルマは約30分後に現場から約1キロ離れた国道で発見され、運転席にいた水兵がひき逃げを認めたためその場で逮捕された。しかし、米軍が当時勤務中だったとする証明書を提出したため、日米地位協定に基づき即日釈放されたのである。
八王子署では書類送検する方針だが、この女性水兵は米軍によって軍法会議で裁かれることになるという。おそらくそんなものの内容は非公開で、本当に処罰するかどうかも怪しいもので、米兵にしてみれば「虫けらにケガをさせたくらいで何で罰を受けるのか」程度にしか思っていないのだろう。「除隊」という名目で国に帰ってそれっきりとかだったりして。とにかくまともな裁判なんか期待しても無駄なのである。もっとも日本人がまっとうな裁判をするかというとそうでもなく、交通事故の加害者に対して激甘の判決を下すのは日本の裁判所も同様だが。
オレがもう一つ気になるのは、今回の交通事故で被害者への賠償金はいったい誰が負担するのかと言うことだ。米軍がそのゼニを払うのか。もしかしたら思いやり予算の中から日本政府が負担させられるのか。常任理事国のくせに国連の分担金も滞納するような無責任な国である。こういうゼニを払ってくれるとはとうてい思えないのである。ついでに補足するが、日米地位協定では「公務執行中の作為または不作為から生ずる罪」については米軍当局が優先して裁判権を行使できると規定している。つまり、あちらさんが「公務」と称するときに起きたひき逃げや強盗や強姦事件に関しては、日本の警察がすぐに拘束するわけにはいかず、直ちに身柄を米軍側に引き渡さなければならないルールなのだ。
米軍基地の連中がどういう勤務体系かよくわからないのだが、米兵は公務中に女性をレイプしたり女児を誘拐して殺害したりできるのである。そういう事件を起こしても「公務」の間に発生したこととされ、日本の警察は容疑者の身柄を拘束できなかったのである。こんな理不尽な「日米地位協定」は一刻も早く見直して欲しいのだが、ブッシュの奴隷となってなんでも言うとおりにするコイズミにはそんなこと言い出す勇気もないのだろう。この腰抜け野郎め!
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