2005年09月09日(金) |
頼む!馬鹿でも投票できるようにしてくれ |
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もうすぐ選挙だ。オレは投票のたびにいつも「なぜ名前をいちいち書かないといけないのか」と不思議に思う。もしもものすごく名前漢字が難しい候補者がいるとする。「顰蹙ひんしゅく」さんとか「薔薇ばら」さんとかいう姓があったとして、そういう候補者名を正しく漢字で投票用紙に書かせるのだろうか。もっとも「ひらがな」という手段もあるので、難読漢字の候補者はたぶんそっちで書かせるだろう。
実際のところ、選挙ポスターには姓をひらがなで書いてるものが多い。これは字が読めない馬鹿にちゃんと配慮してくれてるのだと思う。でも、それならいっそのこと投票用紙に候補者の名前を印刷して、投票する候補のところに○を付けるという方法になぜできないのだろうか。そうすれば、文字を書けない人でもちゃんと投票できるわけだ。最近は大学生で分数の計算が出来ないとかいうふうに基礎学力の低下が甚だしい。満足に日本語を使って読み書きできない若者はどんどん増えるだろう。いずれ永住外国人にも参政権が与えられるだろうから、そうなると「日本語が読めなくても投票できる」ようにしないといけないぜ。
A4くらいの投票用紙に候補者名と写真を印刷し、自分の入れたい候補や政党のところに○をつけるようにすれば、大幅に無効票を減らせるはずである。実はこの無効票、かなり多いのである。今回大量の無効票が発生しそうなのは比例代表の投票だ。「新党」だけではどの新党なのか全く分からないのである。これに関して総務省が示した見解では「ムネオ新党」「田中新党」「綿貫新党」と書けば有効票になるらしい。しかし、「亀井新党」ではダメだ。「新党+代表者」でないと不可ということである。公明党代表の神崎氏のCMをもじって「イカンザキ公明」というふざけた投票は無効になるらしい。あの苦虫をかみつぶしたような顔からの連想で「スッパマン岡田の党」と書いたらどうなのだろうか。「スッパマン」が余分だから無効なのだろうか。
どこまでOKなのかいろいろ試してみたい気もするが、オレの貴重な一票をそんな実験のために無駄に使うわけにもいかないのである。しかも、自分のふざけた投票がどう判定されたか、選挙管理委員会に友人でもいない限りわからないのである。そうそう、同姓同名の候補者同士ならどう区別するのだろうか。そんなときに「ハゲ」とか「デブ」という身体的特徴を補足説明として書くようにすれば有効票として認められるのだろうか。「ハゲ○○」とみんな書いていたら候補者はきっと気分悪いだろうな。
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