2005年05月30日(月) |
道路公団なんかぶっつぶせ! |
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鋼鉄製橋梁建設工事を巡る談合事件で、二つの談合組織に加盟する業界各社が、日本道路公団(JH)発注工事の受注調整を行っていた「かずら会」と呼ばれるJHのOB団体の経費を負担していたことが、関係者の話で分かった。また、談合組織に加盟している30社以上にはJHから40人を超える元職員が天下りし、中にはほとんど出勤していないのに年間約1000万円の給与を受領しているケースもあったという。
完成しても赤字確実な高速道路を造り続ける背景にはこんなカラクリがあったのである。公団OBの天下り先の会社に利益を与え続けるためにもむちゃくちゃな建設計画は必要不可欠な無駄遣いだったのだ。馬鹿高い料金を負担させられる利用者であるオレとしてはなんともやりきれない話である。道路公団なんか今すぐぶっつぶせと思ってしまうぜ。
道路公団OBは天下り後、専務や会長をはじめとする取締役や顧問、営業部長などとして迎えられるが実際には仕事がなく、受け入れた会社側は「お客さん」と呼んでいたという。お客さんに捨て金1000万を払ったとしても、どうせ公団から発注してもらった工事で何十億も取り戻せばいいのである。
国家公務員は原則として退職後2年間は、関係先への天下りが禁じられているが、道路公団(JH)は公務員ではないことになっているのでこうした禁止規定がない。公団を辞めた翌日から癒着先の業界に転職してもいいのだという。全くあきれてしまうぜ。
もうそんな茶番はやめろ。いますぐ建設中の高速道路をすべて工事中止して放棄しろ。そんなもんはなくてもさほど困らないからだ。これからは少子化で人口そのものが減っていく。ニートの増加でクルマなど所有できない貧乏人も増える。自動車メーカーが予想しているほどには国内自動車販売は伸びないに決まってる。
考えたら高速道路の渋滞状況は10年前も今もさほど変わっていないじゃないか。名神高速は天王山トンネル付近の車線を増やしたからすでに自然渋滞は激減した。お盆やゴールデンウイークに混雑するのは当たり前だ。第二名神をわざわざ建設する必要性は全くないぜ。
今回のペナルティとして、オレの希望は談合に参加していた企業すべてを「永久指名停止」処分にすることだ。作りかけの第二東名やその他の高速道路の残骸は、談合していた企業からリベートをもらったりしていたクソ官僚どもや、情報を入手して土地の売却益で儲けた地方議員の財産をすべて没収してそのゼニで原状回復させろ。二束三文の山林や田畑に高速道路が通ってゼニになると思ったイナカモンの夢(イナカモンドリーム)なんか粉々に打ち砕いてやれ。
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