2005年05月08日(日) |
決定、日本一弱い球団はどこか? |
携帯用URL
| |
|
5月7日からプロ野球のセパ交流戦が始まった。オレが個人的にもっとも興味を持ったカードはなんと言っても楽天−巨人戦である。何しろ両リーグの最下位球団の激突なのだ。一位同士の対決は「日本シリーズ」で毎年楽しめるのだが、最下位同士の対決、つまり「日本一弱い球団はどこか」という爆笑対決はこれまでなかっただけに、交流戦の中でそれが実現したことをオレは喜んでいるのだ。
その情けないカードをテレビで観戦させてもらったのだが、観ているとこれまで謎だったことがちゃんと明らかになる。まず、どうして楽天が弱いのか。シーズン100敗しそうな勢いで低迷しているのは何が原因なのか。観ているとすぐにわかった。確かにどの選手もヘタクソである。新聞で試合結果を見ている時は貧打が弱さの原因だと思っていた。しかし、もっと問題なのはその守備だ。真正面の打球を怖がって後ろにそらすショートさえいるのだ。これが本当にプロなのかと思えるほどのレベルであった。これでは高校野球にも劣るかも知れない。各チームの戦力外の寄せ集めレベルというのはこんなものなのか。
今の楽天は、毎年最下位を続けた頃の阪神と同じくらい弱いとオレは思ったのである。あの頃大阪ではよく言われたものだ。「阪神はPL学園より弱い!」確かに桑田が投げて清原が打つPL学園に阪神はとうてい勝てなかっただろう。今の楽天も仙台育英と練習試合したらたぶん負けるだろう。
その楽天と対戦した巨人にはかなりのプレッシャーがあったはずだ。もしも負ければ「日本一弱い」ことになってしまう。いくらセリーグ最下位とはいえ、楽天よりはマシと思っていた巨人ファンの最後の希望が打ち砕かれるのである。その意味では3連戦で2勝して少なくとも「負け越し」がなくなったことで安堵した選手やファンは多かっただろう。
阪神ファンのオレは当然のように阪神が日本ハムに勝つことを願っていたのだが、延長12回まで5時間以上ずっとラジオで聴いていたのに結局サヨナラ負けに終わってしまった。なんということだ。これもことごとく凡退し続けた鳥谷のせいである。いくら早稲田大学の後輩だからといってもとうてい一軍レベルに達していない選手を使い続ける岡田監督にはあきれてしまうぜ。カウント0−3から絶好球を2球見送って、そのあとにワンバウンドのボール球を空振り三振とは・・・ いますぐ荷物をまとめて二軍へ行ってくれ。こんな選手をしつこく起用し続けるようでは今季も優勝は無理だ。絶対に無理だ。下手すると巨人に抜かれて最下位になってしまうぞ。阪神ファンのオレでさえそう思うのだから間違いない。
前の日記 後の日記