2005年04月14日(木) |
水虫予防は5本指靴下でOK! |
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梅雨が近づくと足の指の間がむず痒くなる人は多いはずだ。その原因は水虫なのだが、オレの父親はよく「水虫がかゆいから明日は雨だ」と天気予報をしてくれてまたそれはよく当たったのである。この厄介な水虫を退治してくれるはずの水虫薬というのはかなり高いのである。小さなチューブで2000円以上するものが普通で、買うときも「高いものほど効くのでは!」「効かないのは安物を買ったせいなのか?」と思いこむ人が多いのか、高価な薬からガンガン売れるのである。あの耐え難いかゆみを除去できるのなら、その程度の出費は何でもないと思う人が多いのだろうか。
しかし、そんな高価な薬をしょっちゅうつけなくても、もっとお手軽に水虫を退治する方法がある。それが5本指靴下である。実はオレもこの5本指靴下を愛用してるのだが、ホームセンター・コーナンで4足入り480円という値段で売られていた安物だ。しかし耐久性にも全く問題はなく、今やオレの所有する靴下の8割はこの5本指靴下で占められている。はくときに少し面倒くさいだけで、一度はいてしまえばもうなんでもない。
オレがこの5本指靴下を教えられたのは、就職したばかりの頃に職場の先輩にスキーに連れて行ってもらったときである。一日中スキー靴を履いているという悪条件の中でオレはたちまち水虫を悪化させたのだが、そんなときに「これはいたら治るで!」と教えられたのが5本指靴下で、それ以降ずっと愛用するようになり、おかげで足の指の間は爽快そのものである。今年の梅雨は平年より高温多湿だそうだが、5本指靴下がある限りオレは全く心配していない。
最近は女性でもこの5本指靴下を愛用する人が増えて、生産工場は例年にないほどのフル稼働だという。百貨店でも品切れのところが多いらしい。オレの家の近所のホームセンターにはまだまだたくさんあったぞ。以前はこの靴下の5本指が不格好でグロテスクだという偏見を持たれていたが、最近はヤンキースの松井秀喜、スケートの清水宏保などのスポーツ選手が愛用していて、普通の靴下よりも踏ん張れるというメリットを強調してくれたおかげでようやく買う側の抵抗もなくなってきたみたいだ。
梅雨時には「父の日」というオヤジ界最大のイベントもある。抗菌防臭などの付加価値を備えた製品を各社は投入して、この父の日商戦の最大の武器として5本指靴下を位置づけてるらしい。一昔前は水虫と言えばオッサンの代名詞だったが、最近はブーツをはくので女性にもかなり隠れ水虫が増えているそうだ。ブーツの下に5本指靴下という女性は意外に多いのかも知れない。これではとても人前でブーツを脱げないなあ。
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