2005年03月03日(木) |
こらキヨハラ、耳に穴あけてる場合か! |
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球界の番長こと巨人の清原和博が、両耳に銀色のピアスを装着して札幌ドームで行われた全体練習に参加した。オレは常々「耳に穴を空けるのは馬鹿」と主張してるのだが、球界を代表する馬鹿が穴を空けたことでますますオレの主張の正しさが裏付けられたことになる。
この清原の馬鹿っぷりに周囲は仰天、そのままでもぶつかったら因縁をつけてきそうな街のチンピラにしか見えない不良顔が、これでますますパワーアップである。しかも頭は丸刈り、肌は日焼けサロンで焼いて黒光りしている。小さい子供ならビビってオシッコをちびるかも知れない。それほどインパクトのあるスタイルで清原はグランドに登場したのである。
そして馬鹿の常として、そのおかしなファッションを自慢したがる。清原はピアスを周囲にお披露目して、ご満悦だったという。元巨人でPL学園の後輩でもある日本ハムの入来があいさつに来ると、うれしそうに「ピアスどう?」とニヤリとしたという。まさかそこで「馬鹿みたいですね」と本音を言えるはずもなく、入来は「怖いです…」と正直に返答したとか。以前に阪神のアリアスにボールをぶっつけた時、マウンドに歩み寄りかけたアリアスに「なんだてめえ、やる気か」と一歩も引かなかった入来の性格を思えば、この「怖いです」という発言はいかに清原の迫力が尋常ではないかということを物語っている。
この穴をあけたのは2月28日、知人の医師に要請したという。装着したピアスはチタン製の『ファーストピアス』と呼ばれるもの。3月2日の日本ハム戦からは共に4番の打順を争うライバルの小久保らベストメンバーがそろうが、試合での活躍ではなくまずピアスで清原は存在感を示したのである。どうせオープン戦が始まればどこかを痛めてすぐにリタイアするのだろう。ここ数年はフルシーズンまともに働いたことがない清原にとって、自分をアピールする方法が野球ではなくてピアスだったというのが情けない。
しかし、今年のプロ野球は不良の当たり年である。喫煙で停学のダルビッシュ、謹慎中に子作りの一場、ここに183キロでスピード違反の筒井(阪神)も加わって盛り上げてくれそうなのだ。そこでやはり球界一の不良といえば巨人軍の番長、清原以外考えられない。ピアスだけじゃ足りないから顔にパピヨンのタトゥーなんか入れたらどうだ。なんだか開幕が楽しみになってきたぜ。清原、無理しないでオープン戦を無事に過ごせよ。
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