2005年02月20日(日) |
オレの秘密を知るものはみんな消せ! |
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2月19日午後、西武鉄道の小柳皓正前社長(64歳)が、東京都町田市の自宅の寝室で首をつって死亡しているのを、外出先から帰宅した妻が見つけ119番通報した。家族あての遺書が残されており、警視庁は自殺とみている。小柳前社長は、同社の大株主保有比率の虚偽記載問題に絡み、東京地検特捜部から参考人として事情聴取を受けていた。
昨年11月には西武鉄道グループの中核会社「コクド」の総務部次長で、株の売却問題などで証券取引等監視委員会の事情聴取を受けていた木内保氏(54歳)が山形県の海岸で変死(自殺とされる)している。11月19日に死亡したのに届けは24日に出されており、まことに不自然だ。警察はなぜその時に動かなかったのか。それともこの事件を捜査することはタブーになってるのか?
詳しい内情を知る二人の証人が相次いで死んだことに、オレは大きな疑惑を抱いてしまう。ドラマみたいな話だが、この二人は秘密を守るために消されたのではないかと。そう考えると、そこまでして堤義明という男を守らなければならない特別な事情というものがこの世に存在するのだと邪推したくなる。オレみたいな疑い深い人間ではなくてもそうだろう。
今回自殺した小柳前社長は、2004年6月、虚偽の有価証券報告書を関東財務局に提出していた件で10日間にわたって一日5時間程度の事情聴取を受けていた。早くすべての秘密を吐いて楽になればよかったのに、なぜか死ぬことを選んだのである。命を張って堤義明への忠誠を示したかったのであろうか。それとも自分も訴追を免れることができないという恐怖からだろうか。自宅の2階にある寝室のかもいにネクタイを結んで首をつっていたという。なんとも痛ましい話である。
小柳氏は1964年に東大法学部を卒業、旧運輸省の運輸政策局情報管理部長を経て1993年に請われる形で西武鉄道に移り常務に就き、2004年4月に総会屋への利益供与の責任をとって辞めた戸田元社長の後任で社長職に就いている。
これまでずっと繰り返されてきたことだが、政治家を巻き込んだ大きな汚職事件が起きると必ず関係者の誰かが自殺する。カギを握る重要な人物が消えたことで必ず捜査は行き詰まってしまい、本尊まで司直の手が及ぶことはない。いつもそうだ。この不審な二人の死の背後にもしかしたら堤義明が関与してるのではないかとゲスの勘ぐりをいれるのはオレだけではないはずだ。しかし、勇気を持ってその真実を暴くことのできる骨のあるマスコミ関係者はいないだろう。それにあの男だってそう簡単に尻尾はつかませないだろう。主君を守るために命を張る家臣たちか、それとも追いつめられて死なざるを得なくなるのか。あるいは巧妙に自殺に見せかけられた完全犯罪なのか。それにしても、今でもこんなアナクロな世界が存在するんだぜ。それが堤帝国なのかよ。
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