2004年06月14日(月) |
どうだ、究極のプロ野球改革案! |
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6月13日、球界に激震が走った。今や二年連続最下位、イチローを失った結果弱小球団に成り下がったオリックスと、年間40億円の赤字で球団名まで売り飛ばそうとした近鉄が、弱者連合を組んで乗り切るということで合併に合意した。主導権はオリックスが握るため近鉄が吸収されるという形になるようだが、合併後の経営参加、本拠地球場などについてはまだ決まっていない。
この件に関して巨人のオーナー、ナベツネは「7月7日のオーナー会議で議長としてオーナーの皆さんの見解をうかがいたい」と話している。球団名はいったいどうするのだろうか。両球団の愛称を残して、オリックス・ブルーバファローズ(略称BB)とでもするんだろうか。だったら本拠地の球場もヤフーBBだからちょうどいいかも知れない。
ただ問題はパリーグが一球団減ってしまうことで、5チームということになれば公式戦の時に常に1チームがあぶれてしまう。もしかしたらこの問題を解消するためにもう1球団つぶして1リーグ制につながるかも知れない重大な事件なのである。
さて、馬鹿ばかりのオーナー会議にではどうせろくなアイデアも出てこないだろうからオレが名案を教えてやろう。5球団では公式戦が組めないから困る。試合を組むために必要な1球団をプロ野球機構(社団法人日本野球機構)に管理させればいいのである。チーム所属選手の最低保障年俸は300万円にして、それ以外の給与は出来高制にする。各球団を戦力外通告された選手やプロ野球を希望しながらドラフトに掛からなかった有力新人選手が希望すればそのチーム(名前はリベンジャーズにでもすればいい)の入団テストを受けられることにする。一軍の試合でヒットを打てば2万円、2塁打は5万、本塁打は10万円。犠打は1万円、盗塁は2万円(盗塁死はマイナス2万円)とか。打点1につきさらに2万円加算とか。投手の場合はアウトひとつ取るごとに1万円だが、自責点1ごとにマイナス5万とか細かく決めておいて、これらの日当は対戦相手のチームに払わせるのである。
このリベンジャーズは本拠地をもたずにすべての試合をビジターで行うことにする。もしもいい成績をあげた選手がいればどんどん他球団に金銭トレードで出してしまうのである。チームの監督は再生工場で名高い野村克也さんにでもやってもらえばいい。話題を呼ぶこと間違いなしである。たとえ出来高制でも大活躍すればかなりの高給がとれるのだ。どうだ、名案だろう。
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