2004年06月04日(金) |
トイレで勝負だ! 京都の観光 |
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トイレの設備を充実して一層の集客を図ろうと、京都市内の百貨店や観光スポット、鉄道各社などがさまざまな戦略を打ち出している。着替えのできる更衣スペースや授乳用の給湯設備のあるトイレも登場。快適で多様なトイレ作りで、店や観光地のイメージアップを図っているという。
四条河原町の阪急百貨店では4月にトイレを全面改装、女性用トイレ内には化粧直しができる椅子付きパウダールームやカーペット敷きの更衣スペース、給湯器付きの流し台を設けた。すぐそばにあるライバル店、高島屋の客がおばちゃん中心なのに対して、阪急百貨店の顧客層は20代の女性が中心で、仕事帰りのOLが着替えに立ち寄ったり、若い母親が赤ちゃんの授乳に利用するようになったという。
一方、京都市は3月、阪急嵐山駅前とJR二条駅前に市内初の有料公衆トイレ(1回100円)を設置した。使用のたびに便器や床を自動で洗浄消毒する冷暖房完備のトイレで、2カ月間に計2500件の利用で25万円の売り上げがあったという。「たとえ有料でも快適なトイレが観光地にほしいとする声は多く試験的に導入した。好評なら市内各地に増設したい」と市は拡大展開を予定している。コストの問題やいたずら防止のためにトイレ内にちり紙を置いていなかった鉄道各社も、紙を常設する動きが広がっている。JR西日本では昨年7月までにトイレのある全駅に紙を設置した。京阪電鉄も年間1500万円の紙代を負担して全駅に常設することにした。
京漬物・西利の平井達雄副社長は、「女性観光客に対してゆっくり化粧を直せる場を提供することももてなしの一つ。店の印象が良くなれば、結果的に来店客も増える」と2年前に西本願寺前の本店のトイレを改装し、広い化粧専用台を備えた。もとも女性の観光客が多い京都で、このような動きがこれまで目立っていなかったことの方が逆に不思議だったのである。やっとトイレの重要性に目覚めたのである。
家庭のトイレでは今では自動ケツ洗い機が標準装備されている。昔ながらの汚いぼっとん便所では出るモノも出なくなって便秘になっちまうぜ。しかしどうもオレはあのトイレのハイテク化には馴染めないんだ。個室に入ったときに手も触れないのに便器のフタが開いたのでびっくりして出てきたこともあるぜ。もしかして人喰いトイレかとびびってしまったぜ。人が近づいたことをセンサーが感知してフタが開くと後で知ったのだが。ところが小便の時は便座を手で上げないといけないんだ。どうせならオシッコのためにムキ出しにした男性性器の露出を検知して、自動的に便座も跳ね上がるようにしてくれ。
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