2004年05月08日(土) |
どうだ、オレは国民年金ゴールドだぜ! |
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福田官房長官も年金未払いなら、菅直人も息子の源太郎と親子そろって未払い、共産党の議員の中にも不払い、未払い知事も次々登場、庶民の味方で福祉問題に力を入れていたはずの西川きよしも未払い。江角マキコにはじまった未払い狩りはついに行き着くところまできた感がある。ここまで来たらとことんやってくれ。芸能人も作家も漫画家もソープ嬢も、みんなみんな暴露しまくってくれ。
なぜか払っていない連中の言い訳はみんなそろって「制度が複雑でわかりにくい!」なんだ。制度作りに関わってるはずの政治家や監督官庁のトップである厚生大臣までがこんな言い訳をしているのである。もはや抜本的改革しかないのである。それは現在の任意加入ではなくて強制加入への切り替えである。共済、厚生、国民と3種類ある年金それぞれのイメージカラーを決めて、たとえば共済は青、厚生は緑、国民は赤というふうにして、運転免許証やパスポートにはどこかにその色が表示されるようにすればいい。未払い者はそれらを発行してもらえないことにする。クレジットカードや銀行の預金通帳、携帯電話の購入など、あらゆる場面で年金手帳の提示を義務づければいい。一年くらいの周知徹底の期間を設ければ十分可能だろう。
自営業者にはタダみたいな掛け金の国民年金しかないのを貧乏人用(レッド)、金持ち用(シルバー)、スーパーリッチ用(ゴールド)の三本立てにすればいいのだ。「オレは国民年金ゴールドだぜ!」と自慢したがる馬鹿、いや金持ちもきっとたくさん出てくるだろう。日本人には見栄っ張りが多いのである。貧乏人の証拠である国民年金レッドのイメージカラーが身分証明を必要とするあらゆるモノに表示されるのをいやがって、わざわざ高い掛け金を希望する人が増えるはずだ。さすがにレッドでベンツに乗るのは図々しすぎるのである。そうして払ってない人が「非国民」と蔑まれてどんどん差別されるような世の中を作るしかないのである。貧乏で払えない者には免除届けを出させ、それ以外の未払い者は名前を公表して公開督促すればいい。
社会保険庁は督促車を繰り出して、家の前で「とっとと払いやがれ」とマイクでがなり立てろ。年金未払いの家とベタベタ張り紙をしろ。今回のこの騒ぎのおかげで国民に義務ばかり押しつけて自分はその義務を果たさないクソ政治家多数の存在が明らかになった。その先鞭をつけてくれたという意味で、江角マキコには国民栄誉賞をあげてもいいくらいである。
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