2004年05月06日(木) |
あなたのパソコンは狙われている |
携帯用URL
| |
|
休日の昼間、ちょっときれいなお姉さんたちの写真のあるページを閲覧した後でパソコンの前を離れたオレは、戻ってきてから愕然とした。画面いっぱいにワイセツな画像がいくつも開いていたのである。
オレはあわてて開いている窓を閉じるために右上の×印をクリックした。それからもう一度インターネットエクスプローラーを起動させたところ、またしてもアダルトな画面になってしまったのである。これはインターネットエクスプローラーのホームページが書き換えられてしまったせいだ。オレはツール→インターネットオプションと開いてホームページのところがC:¥WINDOWS¥SECURE.html と書き換えられていたことを確認し、そこに改めてhttp://www.yahoo.co.jp と入れ直して下のOKをクリックした。しかし、もう一度起動するとまた変な画面になってしまう。ツール→インターネットオプションと開くと、ホームページのところがまた C:¥WINDOWS¥SECURE.html に戻ってしまってるのだ。
どうすればいいのか。このおかしな現象を食い止めるためには、関係しているファイルを削除するしかない。オレはマイコンピュータを開き、CドライブのWINDOWSフォルダの中にあるこのSECURE.html というファイルを発見して削除した。それからそのフォルダ内を検索したところ、5月5日というタイムスタンプの怪しい実行ファイルが2個存在した。 dl.exe と dlm.exe の二つである。念のために msconfig を実行してシステム構成ユーティリティを確かめたところ、この二つがスタートアップに登録されていたことがわかった。
さっそくスタートアップのチェックを外して常駐を解除した上でHDDからそのファイルを削除した。いったんパソコンの電源を落として再起動してからもう一度インターネットエクスプローラーを起動させたところ、ホームページに指定されていたSECURE.htmlが削除されたのでエラーメッセージが出た。いったんホームページを既定値に戻してから改めて設定し直して現状復帰に成功したのであった。
ネットで検索してみたところ、オレと同じトラブルに見舞われた人はかなりいたようである。考えればウイルスバスターの使用期限が切れてからは、シマンテックの無料ウイルスチェックにしか頼っていないという状況だった。このようなことに遭遇すると、やっぱりパソコンの安全管理にはゼニを使わないといけないかなとも思うのである。とにかく無事でよかったのである。
前の日記 後の日記