2004年04月08日(木) |
もしかして今年の阪神は弱いのか? |
携帯用URL
| |
|
オープン戦の最後を飾った対ヤンキース戦で阪神は打ち合いの末に勝利を収めた。その余韻もさめやらぬうちに始まったセリーグ開幕シリーズ、巨人との東京ドームでの3連戦。阪神は見事に3連勝して最高のスタートを切ったのだ。そのとき阪神ファンの誰もが「連覇」を予感したのだ。
次の対戦相手は横浜だ。軽く3連勝して甲子園に帰ってくることをオレを含めてすべての阪神ファンは確信していた。まさか、昨年22勝6敗と完全にカモにしていた横浜ベイスターズに完膚無きまでの屈辱の大敗を喫するとは誰が予想しただろうか。17−0だぜ。こんなボロ負けを喰らうとは今夜は悔しくて眠れないぜ。
それにしても、もしかしたら今年の阪神は弱いのだろうかと不安になってしまうのである。さて、なぜ連敗したのか。その理由をオレなりに分析してみた。それは、昨年活躍したメンバーではなくて、期待はずれの新戦力に拘ってることである。新外人のキンケードと、六大学のスターだった鳥谷だ。
まずキンケードだ。一割台前半の打率で、5試合でまだ2安打しかしていない。デッドボールは毎試合のように記録するが、それは清原と同じで内角球が苦手だから身体をぶつけて投げさせないようにするという戦略に思えるのである。たまにバットに当たっても力のない打球ばかりで、一軍選手のスピードについていけてないのである。とても好調の片岡を外してまで使う価値があるとは思えないのである。
ついで新人の鳥谷だ。今年期待の大型新人であるということはオレもいちおう認めよう。しかし、これまでの5試合、三振の山を築くばかりでプロの投手に完全に見下ろされているじゃないか。少なくとも3割打者の藤本を押しのけてまで出る意味が今の成績であるのか。もっと二軍で鍛えてから出るべきだろう。
ベテラン選手の中では桧山だ。昨年の日本シリーズで立ち上がりが不安定だった和田に、併殺打をあんたがプレゼントした瞬間をオレはどれほど悔しい気持ちで観ていたことか。その分を今年こそ取り返してもらおうと思っていたのに、オープン戦からの大不振をそのまま引きずって来ているじゃないか。
「慣れるまで使う」「選手の育成」なんてことを言ってる余裕はないんだ。もうとっくにペナントレースは始まっている。阪神が大敗したその夜に、落合ドラゴンズは巨人にサヨナラ勝ちしていつのまにか首位に躍り出たじゃないか。このままじゃ連覇なんて夢になっちまうぜ。どうしたら勝てるようになるんだ。いっそのこと星野監督が帰ってきてくれよ!
前の日記 後の日記