2004年02月14日(土) |
タバコを吸うガキはカッコ悪いのである |
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禁煙薬とバイアグラで荒稼ぎの大手医薬品メーカー、ファイザーがバレンタインデーに合わせて実施した調査によると、異性の喫煙を「クール」「大人っぽい」とプラスイメージでとらえる人は全体のわずか1割にとどまるそうである。90%の人は喫煙に対してマイナスのイメージを持っているのである。オレのような非喫煙者のカッコよさがまたしても証明されたのである。
この調査は20代、30代男女の非喫煙者、喫煙者各50人、計400人を対象にインターネットを使って実施。喫煙する異性の印象を聞いたところ、「不健康」が最多で32%。「たばこ臭い」(21.5%)、「かっこ悪い」(5.3%)、「時代遅れ」(3.8%)と続いたという。「クール」(4.3%)、「大人っぽい」(3.3%)、「かっこいい」(1.8%)、「自立している」(0.8%)などの好イメージはいずれも下位で、合計しても1割にとどまったとか。
この結果について、毎日新聞では「大人を演出する代表的小道具だったたばこも、健康志向に押され気味のようだ。」と評しているがそれは大きな勘違いである。ガキのくせにタバコを吸おうなんてするヤツは、「大人に見せたい」のではなくてただのアホ。もし公衆の面前でくわえタバコの制服中学生なんかを見つけたら、わざとそいつに聞こえるような大声で「ほんまにアホやなあ」と指さして笑ってもいい。その行為がズボンのファスナーを全開にして渋谷を歩くくらいにカッコ悪いという感覚を大人が持ってやればいいのである。
また、タバコを吸わない理由もその多くは健康志向なんかじゃない。タバコというのは依存性の強い一種の麻薬だから、吸うヤツは健康なんか気にせずに吸うし、吸わないヤツは健康とは無関係に吸わない。ただそれだけのことである。そんな麻薬でせこい金儲けをしているJTや国税庁こそ取り締まられるべきだ。
それよりもオレが興味を感じたのは、「結婚するなら吸わない相手」と答えたのが男性で70%、女性で50.5%ということである。男性の7割はオレと同じく喫煙女性が苦手なのである。結婚相手にわざわざ人間蒸気機関車のようなヘビースモーカの女を好んで選ぶヤツはおそらく稀なのである。一方、喫煙派男性の36%、女性の52%は「何も思わない」と回答。喫煙者は実は他人の喫煙にも関心が薄かったのである。おそらくキスをするときにタバコ臭さを感じることも、それどころか恋人の甘い香りを味わうこともないのだろう。それはあの甘美な行為に対する冒涜である。断じて許せないのである。女性はキスの相手にはオレのような非喫煙者を選ぶべきなのである。ファイザーの禁煙薬でタバコをやめたような似非禁煙男ではなく、もともと吸わない筋金入りの非喫煙者こそカッコいいのである。
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