2003年11月15日(土) |
投票率を限りなく上昇させる方法 |
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59.86%という低投票率に終わった今回の衆議院選挙だが、確実に投票率を上昇させられる方法がある。それは、定められた投票率を下回った場合になんらかのペナルティを課すという方法だ。「投票率が低い=民度が低い」という図式が成り立つわけで、そんな民度の低い土地には何らかの罰則を与えるべきである。
たとえば投票率を上昇させる努力の欠けた自治体には交付税をやらないとか。そのうちスラム化してますます投票率は下がり、犯罪も横行し救いようのない街ができあがるだろう。投票率70%を割った地区からは当選者を出さないというのもいい。ほとんどの票を獲得しながら投票率が0.1%足りないだけで落選という候補者が出ればかなり笑える事態である。
現行システムの小選挙区制では、自分の居住する選挙区にろくな候補者がいないということもよくある。食い物の全くない店でうんことゲロと鼻くそのどれを食うかと言われても困るわけで、そんな究極の選択を強いるような低レベルの選挙区では住民が積極的に棄権して当選者を出さないように工夫すればよいのである。逆に超激戦で投票率が90%をこえたら次点まで二人当選させてやるというのもいい。
日本では投票に行かずに遊んでいても文句は言われないが、外国には棄権した人から罰金を取っている国もあるのだ。少なくともオレのように一度も選挙をさぼったことのない優良国民は税金を半額に負けてくれるなどの特典があってもいいんじゃないかと思うぜ。
投票所ももっと改善すべきである。見届け人だかなんだか知らないが、市の職員と変なおっさんどもがぼーっと座ってるだけの投票所なんてちっとも楽しくないぞ。もっと華やかにしてくれ。きれいどころを並べるとか、投票コンパニオンがレースクイーンみたいな悩殺スタイルでお出迎えとか、(だったら少なくとも男性の投票率は上がる!)
投票を済ませたら帰りに粗品がもらえるとか。投票所にドリンクバーを設置するとか。不便な公民館じゃなくて、大きな商業施設の中に投票所を設置するというのもいい。投票所や投票用紙に広告を表示させてスポンサーからゼニを出させるというのもいいじゃないか。選挙とは実はエンタテインメントなのである。開票速報をあんなにみんな注視してることからもそれはあきらかじゃないか!
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