2003年10月30日(木) |
露天風呂は混浴でGO! |
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その昔、鹿児島県の指宿温泉にあった指宿観光ホテルというところに、ジャングル風呂という巨大な混浴の大浴場があったことを覚えてる人はどれだけいるだろうか。親に連れられてそこに入ったはずなんだがオレはまだ小学生だったのでよく覚えていないのである。ハダカの美女の大群というせっかくの絶景を楽しめなかったことが残念でならないのである。ずいぶんと後になってから期待に胸をワクワクさせて指宿訪問したとき、すでにジャングル風呂がなくなっていたことを知ってものすごく落胆したのである。
さて、九州のもうひとつの温泉町、別府温泉で一番有名な宿と言えばやはり杉乃井ホテルなのである。しかし、国内旅行の不振と不景気で企業の慰安旅行などが減っていく中で経営不振から民事再生法の適用を受けてしまったのである。その杉乃井ホテルを運営する杉乃井リゾートが、再生を賭けてこのたび日本最大級の露天風呂「棚湯」をオープンさせることになった。
ホテルが高台にあったおかげで、別府湾を見下ろし晴れた日は愛媛県の佐田岬まで一望できるという絶好のロケーションである。ただ、こちらから見えるということはむこうからも見えるわけで、もしかしたら望遠鏡で入浴客をバッチリ覗けるかも知れないのである。そんな盗撮野郎が出現すること間違いなしなのである。広ければそれだけ死角も増え、物陰にカメラを仕掛けるヤツも出るだろう。これは新たな悩みのタネである。
また、ホテル再生を本気で考えるなら、いまさら「露天風呂」だけでは客が呼べるとは思えない。この際そこに「混浴」・「いつも美女が入っている」という付加価値を用意しないとだめだ。売れないAV女優をかき集めて入浴コンパニオンとして雇うのである。しかし、それでは一般女性客は呼べない。集まるのはHな男性ばかりである。いっそ男性の入浴だけは有料(1万円程度)にして、女性は無料にするとか逆に日当が出るようにすればどうだろう。風呂に入っていればそれだけで時給3000円とか。
ところが女性を一律に優遇するのも考えモノである。来て欲しい女性と来て欲しくない女性を選別しないといけないのである。せっかくの混浴露店風呂が醜いオバハンの大群に占拠されてしまうとかえって男性客は来なくなるかも知れず、ホテル側は大切な収入源を失ってしまうのである。そうやって考えるとこの作戦もなかなか難しいのである。果たして杉乃井ホテルは再生可能なのか、大いに気になるところである。
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