2003年10月25日(土) |
がんばれナカソネ! コイズミに負けるな! |
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中曽根康弘と言えばまことに偉大なお方なのである。危険な戦場には赴かなかったのだがいちおう海軍軍人(昭和20年9月に海軍主計少佐として退役)だったのである。昭和22年に行われた衆議院議員選挙で初当選して以来、長年国会議員として戦後日本の繁栄のために尽くしてきたのである。
昭和45年に防衛庁長官に就任したときには「男子の本懐である」と語ったほどの真の日本男児なのである。国際通でもあり、レーガン元米大統領とは「ロン」「ヤス」と呼び合うほどの仲良しだった。また、リクルート事件の時に江副浩正から未公開株を譲り受けた一人でもある。他の政治家や官僚たちの多くはこのときに失脚したが、中曽根氏にとってこの事件が全く何の影響ももたらさなかった点でも彼の偉大さがわかる。他の木っ端政治家のように警察の世話になんかならない、絶対不可侵の神のように尊いお方なのである。
その偉大な功績を思えば、コイズミのような若僧にはあれこれ指図する資格はないのである。今回の引退勧告はあまりにも礼を失した行為なのである。平成8年に小選挙区から比例区に移った際に当時の首相、橋本龍太郎氏から「終身一位」という名簿搭載順序を確約してもらった以上、自民党はその約束を決して破ってはならないのである。たとえ寝たきり老人になってしまっても、仮に痴呆症になってしまったとしても、やはり「終身一位」という約束は守るべきなのである。そう考えればここはなんとしてもコイズミからの引退勧告を撤回させなければならないのだ。中曽根氏は100歳になっても120歳になっても政治の世界で活躍してもらいたいのである。
この高齢化社会の中、90歳近い老人が政治の世界で活躍している姿は多くの老人に生きる勇気と希望を与えるはずである。宮沢氏や、今回引退を表明している塩ジイも含めて、長老議員たちにはもっともっとがんばってもらいたいのである。
この際、そうした方々に敬意を表して新たに「元老院」などの機関を国会の隣に設置してやればどうか。改革の障害になるそうしたジジイどもをその元老院に隔離して熟年美女コンパニオンでもあてがっておいて、そのスキに一気に政治改革を進めればいいのである。
その元老院の看板、オレが夜のうちにこっそりと「養老院」に書き換えておいてやるぜ。
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