2003年08月11日(月) |
やっぱり阪神は優勝できないのか? |
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快調に首位街道を突っ走り、マジックを減らしていた阪神が、恒例の死のロードに入ったとたんに主力選手が次々と故障で欠場、今期初の4連敗ということになってしまった。好調を維持していたはずの打線は全くつながらず、チャンスに併殺や凡退を繰り返す有様で、打順の大幅な組み替えも全く功を奏していない。いくら今年が優勝確実であるとはいえ、これまでのことを思えば不安が少しずつ大きくなっていくのである。もしかしたら、残り試合、全部負けるのじゃないだろうか・・・と。
広島に連敗したこの2連戦、ずっとスカイパーフェクTVで観戦しながら阪神ファンのオレは一抹の不安を感じてしまっていたのである。最下位を続けていたシーズンであってもオレは常に
「でも、残り試合に全部勝ったら優勝できる!」
という望みをぎりぎりまで持ち続けた。大差でリードされた試合であっても、TVのチャンネルを替えてしまうということをしなかった。たとえ9回2アウトになっても、「ここから奇跡の逆転が始まる!」と願いつつ観ていたのだ。そのような悲しい月日が1985年の優勝以来16年間続いたのだ。(優勝争いした1992年を除く)
その怨念にも似た願望がついに叶った今年の快進撃、例年の定位置とは違った指定席に落ち着かない日々を送り、巨人ファンの同僚たちから「今年は(例年と違って)強いですなあ」とやっかみの言葉をもらい、優勝の決まるその日を指折り待ち続け、おそらく優勝が決まるだろうその夜には何があっても仕事は入れないぞと楽しみにしていたのに、ここで不安が頭をもたげてくるのである。持ち慣れない大金を持ったためについつい挙動不審になってしまう小心者のような、そしてその大金を盗まれたらどうしようと不安におののいて夜も眠れないような。そんな情けない気分になってしまうのである。
大丈夫だ。多少阪神は足踏みはするかも知れないが、他の球団の中に絶対的な決め手を持つ球団もない。他球団が星をつぶしあっている限り安心だ。「残り全部負ける」なんてただの杞憂だ。そんなことは起こりえないことだ。今年はきっとやってくれるはずだ。後は阪神の選手たちを信じて応援するだけだ。頼む、もう負けないでくれ・・・
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