2003年08月08日(金) |
いますぐ景気を回復させる方法 |
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果たして今の日本を救うことの出来る政治家はいるだろうか。残念ながらノーだ。小泉にしても菅にしても、彼らの思考レベルではオレのような斬新な発想など生まれてこない。人間の器が違うからだ。今の政策はどれもこれも、瀕死の病人に点滴で栄養を与えて延命治療を施しているだけで根本的な解決にはほど遠い。今やオレだけがこの日本を救えると言っても過言ではない。その秘策をここに公開しよう。
まず、日本政府は一切の国税の徴収を停止する。所得税、法人税、ガソリン税、相続税、消費税・・・そうした税金を10年間止めてしまうのだよ。そのかわり、政府の必要なお金はすべて日銀が印刷する。年間の歳出は80兆円くらいだ。その80兆円を日銀が発行する、必要ならもっと増やしてもいい。政府が必要な金は必要なだけ日銀が刷るということにすればいい。
すると何が発生するか、通貨の市中流通量が毎年膨らんでいくわけだから自然にインフレが発生する。1000兆円の通貨が市中に流通しているとして、そこに年間80兆円加われば理論上は8%のインフレが発生するということになる。年間8%のインフレが予測されれば、安いうちに家や土地を買おうとして需要が発生するだろう。そんな馬鹿げた政策を実施すれば、円は信用を失って急落するだろう。1ドル=300円くらいになるかも知れない。そうなると輸出企業は一気に息を吹き返すだろうし、中国での生産もメリットが減るから国内産業の空洞化にブレーキがかかるだろう。国際競争力を身につけた日本企業の逆襲が始まるのである。また、原油のコストが上昇すればガソリン代に影響するところだが、ガソリン税を廃止しているからそこは大丈夫である。
思い出してみろ。高度成長=激しいインフレだったのである。昭和40年頃と言えば10円で5個のタコヤキが買えた。それが4個になり2個になり、今や100円出しても4個あるかどうか。なぜ10円で5個喰えたときにもっと買わなかったのかとオレは激しく後悔しているのである。値上がりするのはタコヤキだけではない。安いうちにモノを買おうとして空前の需要が発生し、それが日本経済を一気に回復させることは間違いない。
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