2003年07月31日(木) |
阪神優勝を信じなかった男 |
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阪神優勝の四文字を商標登録していた男が千葉県にいた。その男はTシャツなどにこの四文字を入れて販売するために商標登録したそうだが、阪神タイガースと縁もゆかりもないどこの馬の骨ともわからぬ男のこの申請を簡単に受理した特許庁の役人の頭の悪さにはあきれる。常識がなさすぎる。それとももしかして阪神という言葉が野球チームの阪神タイガースを意味するということを知らなかったのか?それをさかがみなどと読む誰かの姓だと思っていたのか。もしもそうなら、頼むからそんなアホを特許庁に置かないでくれ。
その上にもっと許せないことは、このアホは巨人優勝という四文字の申請を却下していたことである。わかるだろう。この作為の意味が。つまり、
「阪神優勝なんてことは起こりえないから別にその言葉を商標登録したって絶対に使うこともないしなんら問題なしだが、巨人はしょっちゅう優勝するから受理しない方がいい」
という偏見に満ちた行動だったわけである。こんな馬鹿役人は優勝の暁には道頓堀にたたき込んで、その上からカーネルサンダースをぶつけてとどめを刺してやってほしい。
「阪神優勝」はどうやら有償で球団に譲り渡されたそうだが、この世にはつけていい名前とそうでない名前があるらしい。自分の息子に悪魔とつけようとした父親が居て、役場がその受理を拒んだために騒ぎになったが、オレは別に悪魔くんはかまわないと思っている。もしもあったら怖い名前は殺人と書いて「さつと」だ。さすがにこういう名前は物騒すぎて 戸籍係は受理してはくれないだろう。
JRA中央競馬会の馬の名前にも倫理基準みたいなものがあって、当然のことながら卑猥な言葉を名前にすることはできないらしい。実況中継でアナウンサーが放送禁止用語を連呼したら困るからだ。腑に落ちなかったのは、「プリンセスキコ」という馬名が受理されなかったということである。おそれ多いということなのだろうか。爽やかな印象でいいと思うのだけどなあ。秋篠宮紀子さんファンのオレならその馬を買うよ。
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