2003年07月07日(月) |
衆院議員岸田文雄の財産を没収しろ |
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朝日新聞がしつこく報道しているので知ったのだが、日本道路公団の高速道路の通行料金はなんと最大30%もの割引があるらしい。いつも正規の料金を支払っているオレにとってはなんとも腹立たしい話だが、そもそも大赤字の道路公団がそのような料金割引の仕組みを持っていること自体がおかしいじゃないか。なぜ本気で料金をぼったくらないのか?
それはともかく、この料金別納制度にはさまざまな謎がある。30%の割引料金のうち、実際に通行する人が割り引いてもらえるのは15%だけで、残り15%に関しては事業協同組合やその代理店が中間マージンとして搾取するようになっているのだ。極端な話、このオレが「ボロもうけクラブ」という名の事業協同組合を設立して道路公団から認可を受け、一般のドライバーを「高速代を15%安くしませんか!」と勧誘して会員を集めれば、道路公団の割引率30%と、実際に通行時に支払う料金の割引率15%の差額がどんどんフトコロに入ってくるわけである。事実、その差益を稼ぐだけの組織が多数存在するわけだ。たとえばこれである→http://www.heiseikk.or.jp/
報道されたらすぐにHPを閉鎖して工事中にしやがった。うさんくささがプンプンするぜ。しかしそのリンク先の関連サイトをすべて閉じるわけにはいかない。必ずどこかに足跡は残ってるわけだ。これを見ろ→ http://www.ibaraki.med.or.jp/ibaikyo/jigyou/koubai/highway/ のようにちゃんと見つけることができる。この平成高速協同組合というのは、そこで得たあぶく銭を政治家へ献金している。この割引制度によって道路公団が失った利益はこれまでに何兆円になるのだろうか。公団はいますぐにこの不可解な料金別納制度を停止し、割引制度はハイウェイカードとETCだけにすべきである。おそらく献金を受けている政治家どもは、赤字高速道路の建設に熱心な外道たちなんだろう。
平成高速協同組合の理事には前文部科学副大臣の岸田文雄衆院議員とその政策秘書が名前を連ね、それぞれ年360万円の報酬を得ていたそうである。公団の高額割引で生まれた差益は、政治家やその秘書にも報酬として還流しているのだ。こいつらの財産を没収して公団の赤字の穴埋めをしてくれ。
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