2003年06月09日(月) |
こらプーチン、北方領土返せ |
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直径数十メートルの巨大隕石が落ちてるのに、その跡を発見するのに数ヶ月かかってしまうほど国土が広くて土地が余っている国、それがロシアである。100平方キロの範囲で樹木が焼けこげるというのは大変な被害である。いくら冬は雪に閉ざされるとはいえ、それくらいの調査もできなかったのか。ゼニもなく人口も少ないのに国土が広いというのはつくづく不自由なもんだ。
国土を管理する余裕がないのならてめえらが終戦時のドサクサに紛れて火事場泥棒みたいに占拠しやがった北方領土をさっさと返しやがれ。すでに戦争は終わってるはずの昭和20年8月23日、樺太からの引き揚げ船を国籍不明の(どの国かみんなわかってるけど)潜水艦が撃沈したとき、いったいどれほどの犠牲者が出たのか。こうした悲劇もオレは三浦綾子の小説「天北原野」ではじめて知ったんだぜ。どうして歴史教科書にちゃんと載せていないんだ。
とにかく今のロシアにはゼニがない。軍事費なんて日本の防衛費の1/10くらいしかないんだ。いくら物価が安くてもそれでは満足に戦争できないだろう。ゼニがなければ軍隊はおしまいだ。老朽化した原子力潜水艦は次々とスクラップになってるそうだし、事故が起きて水没したら乗組員は見殺しだ。救出する予算もないからだ。古い航空母艦は中国や台湾に売り飛ばしてるじゃないか。そんな貧乏な情けない国、そして態度だけはものすごくでかい国、それがロシアだ。
そういえば先代のエリツィンという大統領は世界一傲慢なアル中野郎だったなあ。北方領土の問題になるといつも話をそらしやがった。鈴木ムネオが失脚した今、国後(クナシリ)島や択捉(エトロフ)島を使ってゼニを引き出すことも困難になったはずだ。それだけ土地が余ってるのなら、いつまでもちっぽけな島などにしがみつかず、領土を維持するゼニがありませんと正直に言って日本に引き取ってもらえよ。地震が起きて発電所が壊れた時も修理するゼニがなくて日本の人道援助にすがるしかなかったじゃないか。
いっそのこと、北方領土を日本に売り飛ばせばどうだ? 1兆円の人道援助と引き替えとか。「自国の領土をなぜわざわざ買うのか」と批判を垂れる人も出るだろうな。あの国がまっとうな交渉で返還するわけがないだろう。相手を見て判断しろ。
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