2003年04月23日(水) |
速報、北京五輪中止! |
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毎日新聞によれば、中国衛生省は24日、同国内の新型肺炎SARSの感染者が2422人(前日比117人増)に達し、死者は110人(同4人増)になったと発表した。また、香港政府も24日、感染者が1488人(同30人増)、死者109人(同4人増)になったと明らかにしている。
このまま拡大していけば、患者数も死者数も等比級数的に増加することは確実だ。すでに国際大会で中国選手の入国を拒否する国が出てきている。来年のアテネ五輪開催までにSARSが撲滅できるとはとうてい思えないわけで、中国選手団は参加を認められない可能性が濃厚である。選手以外に多数同行するスタッフの中には絶対に感染しているヤツが混じってるはずだ。
しかし、もっと心配なのは2008年の北京五輪である。そんな危険な地域に国家を代表する、まさに国の宝ともいうべきトップアスリートたちを派遣するだろうか。国家が派遣を決めたとして、選手たちがそれに従うだろうか。いくら金メダルを取っても死んでしまっては話にならない。選手が死ぬだけじゃない。彼らが帰国すれば多数の感染者を解き放つことになる。それは正直な話危険すぎるぜ。モスクワ五輪を政治的な理由でボイコットしたこととは意味が違うのである。
この場合、選手個人にとって政治や外交は関係ないのである。ただ「行きたくねーよ」それだけなのである。そんな危険な地域でオリンピックどころじゃないのである。自分の命を守ることが一番大切なのである。そんな国で実施することが間違っているのである。IOCはすぐに総会を開いて北京五輪を中止し、代替措置として施設の整った東京やロサンゼルスなどの過去の開催地でやればよいのである。そうしてもらえれば選手も安心である。
それにしても日本にまだ上陸していないなんて本当だろうか?パニックを恐れて必死で隠しとおしてるのじゃないか。厚生省の連中が信用できないのは薬害エイズ事件でよくわかっている。今朝の毎日新聞では空港に赤外線撮影装置が導入されたという記事があった。体温が38度以上なら顔の部分がピンク色に表示されるという。掲載されたカラー写真では検疫官の顔がピンク色に写っていた。もしかしておまえは第一号のSARS患者か?
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