2003年03月01日(土) |
居眠り馬鹿の与えた損失 |
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よりによって新幹線の運転中に二日酔いで居眠りする運転士が居たということで、JR西日本は大騒ぎである。運転士二人体制に変更するとか発表していたがそうなると人件費が倍になるわけだから収益にも影響するだろう。株価もきっと下がるぜ。他のまともな運転士にとっては大迷惑以外の何ものでもない。しかし、どうしていつもいつも少数の馬鹿のために社会はこんなに大きなコストを払わないといけないのか。たとえばクルマの衝突安全基準だが、その基準を満たすためにクルマは重くなるわ値段が高くなるわで何一ついいことはない。常習的に交通事故を起こす一部の運転下手なドライバーのせいで、オレは高額の保険料をぼったくられ、高いクルマを買わされているんだぜ。
もうずいぶん昔だが、トヨタのワンボックスカーで屋根の部分が開くヤツに乗っていた子供が、シート上に立ち上がって頭を外に突き出して景色を見ていて、運転していた親がそれに気づかずに高さ2mほどのガードをくぐったので、子供二人が後頭部を柱に激突させて死んだという事故があった。事故原因はガードをくぐってしまった親の不注意に尽きるのだが、もちろん子供も馬鹿である。オレなどは小さい頃から「電車に乗るときは窓から絶対に手を出すな」と親にやかましく言われてきた。柱にぶつかったらそこで手がちぎれてしまうと教えられてきたんだ。こんな馬鹿で情けない事故を起こすヤツがいることなどトヨタ自動車では全く想定していなかった。しかし、そこはやはり天下のトヨタである。アメリカには日本に輪を掛けた馬鹿が居るはずだ。濡れたペットを電子レンジで乾かすような国である。そんな国に輸出したらどんな事故が起きるかわからない。そのときの用心にと数億円のコストをかけて開口部に注意表示をするようにしたらしい。
馬鹿が存在しなかったらこの世はどんなに住みやすいだろうか。これは選民思想でも何でもない。せめて普通の常識はみんなが備えていて欲しいということだ。常人なら絶対にあり得ないようなミスをしでかすヤツがこの世には多数存在する。せめてあの独裁国家のデブがそうした馬鹿でないことを祈るだけである。きっと馬鹿だと思うけど
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