2003年01月14日(火) |
山形県民はなぜ駅の階段をクルマで登るのか? |
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飲酒運転のクルマが、線路に進入してそのまま道路と勘違いして走り続け、列車に正面から激突したという事件は毎年のように起きる。世の中には道路以外の場所を走りたがるヤツがどうも多くて困る。クルマとはそもそも道路を走るためのものだろう。それをわざわざ砂浜でウミガメの卵を踏みつぶすために使ったり、女を連れ込んでラブホテルがわりに使ったり、排気ガスを引き込んで棺桶代わりに使ったり、とにかく正しい使い方を理解していない連中が多すぎる。どうしてそんな馬鹿に免許を交付するんだ。
1月13日午後6時ごろ、JR山形駅東口でRV車が27段の階段を駆け上がって2階のピロティに進入し、北側の階段を手すりを破壊しながら下りて逃走したという。そこでオレは考えるのである。いったいこのクルマを運転していた20歳無職、親のスネをかじってる馬鹿はなぜこのような行動をとったのだろうか?
目撃者の話によれば、その男は駅前で女性をナンパしようとして断られたので階段を駆け上がったという。ナンパに失敗したら階段を駆け上がるのか?ますます理解に苦しむ男である。普通、ナンパに失敗した男のとる行動とは、自分を振った女を「ブス」と罵ってあきらめて別の獲物を探すものである。階段をクルマで駆け上がる理由がどうしてもわからない。また「華麗な運転術」を見せることで女性の気を引きたかったのならばそれは逆効果だ。階段を駆け上るクルマを見て「キャー素敵!」と喜ぶのは、覚醒剤で脳内が破壊されてるような馬鹿女くらいで、普通はそんな危ないクルマには死んでも乗りたくないと思うはずだ。
それに付け加えて、不可解なのが山形県警の対処だ。「建造物損壊の疑いで緊急逮捕」とある。こんな軽い罪状でしょっぴいてどうするんだ。馬鹿裁判官が執行猶予をつけてしまうじゃないか。ちゃんと「殺人未遂」で引っ張れよ。夕方の混雑した駅にクルマで突っ込んだら危険なことぐらい誰でもわかるだろう。それを道ばたのポストにぶっつけたのと同じ罪だとはふざけるなと言いたい。それとも、山形県の県庁所在地というのは夕方六時でも駅のピロティには誰もいないような田舎なのか? だったらわかるよな。要するに人命の危険は全くなかったと。言い訳も「駅と田んぼを間違えました」だったりして。そんな田舎にまで新幹線を通しやがって気分が悪いぜ。
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