2003年01月11日(土) |
きみはモッコリを見たか |
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先日、家の近くにあるイズミヤというスーパーに出かけた。本来なら定休日だが、イズミヤカードを持ってる人だけの招待ということで、衣料品全品二割引などの特典もあり、なんとなく出かけてしまった。特に買いたい物もなかったが、とりあえず新しいトランクスでも買おうと思って、男性用の下着の売り場あたりをうろつくことにした。
派手なトランクスはけっこう高い。一枚で1500円もするものもある。女と違って恋人を喜ばせるために見せびらかすようなものでもないし、「勝負パンツ」をわざわざ用意する必要もない。というわけで、できるだけ安くて生地の丈夫なものを買おうと物色していた。ふと顔をあげるとそこには、ビキニタイプのブリーフを穿いた尻だけのマネキンがあった。なんだか妙に股間がふくらんでいる。でかい。まじまじとその膨らみを見つめながらオレはなんとなく不快な気分になった。
視線を右の方にずらすと、そこにはブリーフをはいていない裸の尻マネキンもあった。その股ぐらには500CCのペットボトルくらいの大きさの膨らみが、両股に挟まれるようにくっついていたのである。だから尻マネキンの股間は異様に膨らんでいたのだ。
通常の男性と比較して異常に大きな股間の膨らみをわざわざ尻マネキンにつける必要があるのか。女性のマネキン人形を見よ。どれも胸のあたりには控えめな膨らみしかない。超巨乳や爆乳のマネキンなど見たことがない。そのようなマネキンを作ればかえって女性の反発を招くからだろうか。しかるになぜ男性の尻マネキンはこのように男性の反発を招く形状をしているのだろうか。すべての男性が反発するのではないかも知れないが、少なくともオレは大変不愉快な気分になったのである。
それから何も知らない女性に教えたい。大キンタマは実は病気だ。あの西郷隆盛も罹っていたことは有名だが、蚊によって媒介されるフィラリアという寄生虫に感染すると肌が硬くなる象皮病や、睾丸が肥大する陰嚢水腫という症状を呈する。こうなればもう手遅れだ。もし、自分の恋人のモッコリが大きすぎると思ったら病院で検査するべきだ。
その尻マネキンに比べてはるかに貧弱なモッコリしか持たないオレに似合うトランクスなど、そこにあるはずがない。オレはそのまま何も買わずに店を出たのだった。
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