2003年01月10日(金) |
交通違反で捕まらない方法 |
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交通違反で捕まらないようにするにはどうすればいいのか。一番いいのは「違反を全くしない」ということである。しかし、そんなことは現実には不可能だ。それで自分なりに考えついた違反で捕まらない方法をここで披露したい。免許を取ってからの数年、オレはよく交通違反で捕まった。スピード違反、駐車違反、通行帯違反、一時停止違反、追い越し禁止違反などである。おかげで多くのカネを国庫に納付し、不本意ながら国家財政を助けることとなってしまったのである。
このままずっとぼったくられ続けるのも馬鹿馬鹿しい。オレは最後の反則金を払った28歳のある日に一念発起した。「もう二度と違反で捕まるものか」 捕まらないようにするためには敵(この場合は警察)の取り締まり方法を綿密に研究することだった。
オレは人生で最初のスピード違反体験を思い出した。あの時は北海道の美幌峠で濃霧の中をノロノロ運転していたんだ。網走への下りでやっと霧が晴れた時に「さあ、これでスピードが出せる」と加速したら旗を持った警官が突如出現したんだ。つまり警察官の狙いに見事にはまったということだ。
続いてオレは人生で最初の駐車違反体験を思い出した。京都女子大の学園祭に行こうとしてクルマを停める場所を探していたが、駐車場がいっぱいでやむなく豊国神社の前の道路に停めたんだ。「駐車場がいっぱいだから道路に停める」ここでも警察官の思い通りの行動をしてしまったんだ。
捕まらない方法はただ一つ、警察官の予測の裏をかくことである。誰もがスピードを出す見通しのいい直線道路でスピードを出してはいけないのである。そんなことをするからいわゆる「ねずみ取り」に引っかかるのである。オレは20年近く前に、集中豪雨の中、名神高速を時速150キロ以上ですっ飛ばしたことがある(この罪はもうとっくに時効だが)。道路を川のように水が流れている中でスピードを出す命知らずが存在するとは警察には予測できなかったはずだ。駐車違反も同じこと、混雑するところで路上駐車するから捕まるのだ。長野県の林道や農道のようにじゃまにならないところに停めればいいのである。こうした努力が実って、オレはもう10年以上反則金や罰金を払ったことがない。警官があたりを巡回している時は無理せずに有料駐車場に停めればいい。そして自分の身代わりに検挙されてくれた他のクルマに向かって静かに合掌しよう。
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