2002年12月11日(水) |
新幹線のぞみでウナギパイを販売するな! |
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新幹線のぞみは、新大阪を出ると京都・名古屋に停車してから東京に向かう。ところが最近は新横浜にも停まるようになった。オレとしてはできるだけ時間短縮をはかって欲しいから停まって欲しくないのだが、横浜市の人口が大阪市を超えている以上文句は言えない。ただ、できるだけ停車駅を減らして所要時間を短くすることが望ましいことは言うまでもない。そうした実情に対して、なんと静岡県知事の石川嘉延が「通行税」を検討してるという。久々に大物級の馬鹿のお出ましだ。酔っぱらってしゃべった冗談じゃない。県議会の本会議で堂々と主張したそうだから超弩級の馬鹿だ。もっとも静岡と言えば、不採算路線になることがわかってる第二東名の建設工事を地元がゴリ押しする迷惑な県である。そのトップにはこのような馬鹿こそふさわしい。
日本には高速道路や新幹線が「ただ通過するだけ」の町や村はいくらでもある。駅があるだけでもまだ優遇されてる方である。その証拠に静岡には六個も駅があるじゃないか。京都や大阪には一つずつしかないんだぞ。贅沢なことを言いやがって。人口から考えれば県庁所在地に一個の駅で我慢すべきだ。六個もある方がおかしいだろ。
しかし、静岡県には停まりもしないのぞみの車内ではなぜか浜名湖名産、夜のお菓子「うなぎパイ」が販売されている。ちゃんと静岡県民に敬意を表して売ってあげてるんだ。その恩も忘れて馬鹿なことを言い出した知事に対してJRは本気で怒れ! 手始めにうなぎパイの販売を中止しろ。静岡茶の販売も中止だ。うなぎパイはオレの大好物だが、そういう理由なら我慢するぜ。
それにしても馬鹿げた発言をする知事だぜ。こんな情けない知事を選んでしまって県民は恥ずかしくないのか。JR東海は「コメントのしようもない」と黙殺し、同社の幹部は「まるで関所を設けるような時代錯誤の考えだと」と憤慨してるそうである。
三百年前の江戸時代、静岡県を流れる大井川ではときおり「川止め」が発生して旅人は難儀し、両岸の宿場町は大儲けしたそうである。また川の途中で渡し賃を値上げする雲助どものために旅人は泣かされたそうだ。石川知事、あんたはもしかしたら雲助の子孫か?
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