2002年11月04日(月) |
こうすれば景気は回復できる |
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今日から日記を書くことにした。昔NIFTYの掲示板に毎日のように長文を書いていた頃に比べて、最近は明らかに書くことが減ってしまった。それでもたまに朝日新聞の投書欄に雑文を載せたりするが、書きたいことは山ほどあるのに、それを放置するわけにもいかない。内容がどうなるかは書きながら考えるとして、とりあえず書き始める。
経済や金融の専門家が、日本経済の建て直しのための方策をあれこれテレビで語っていて、結局どれもこれまで効果を奏さなかったやり方の焼き直しに過ぎないことに深く絶望している。従来型の政治手法しか知らない政治家たちには、将来を劇的に変化させうるアイデアもプランもない。まあ、彼らの固い頭にそれを期待するのはおよそ無理だが。
なぜ小売業が衰退したのか、なぜ地価が値下がりし続けるのか。「右肩上がりの経済成長の終焉」これがすべての原因であることは明らかだ。それならばなぜもう一度経済が右肩上がりになるような愚かな政策を導入しないのか? 私はその方法は二つあると思っている。一つ目は、外国人の移民受け入れの大幅緩和である。もう一つは、1.37まで落ち込んだ合計特殊出生率の引き上げにつながる政策である。ここでは後者の政策に関して説明したい。なぜ、出生率が落ち込んだのか? それは子育てにはカネがかかりすぎるからだ。野生動物と違うのだから、そこらに放置していても勝手に育つなんてことは絶対にない。それどころか、きちっとしつけて教育を与えないとろくな大人に育たない。もっともちゃんと育てたはずなのに金属バットで親を殴り殺すようなガキも育ってしまうから始末が悪いのだが。せいぜい一、二名くらいしかちゃんと育てる余裕がないというのが、この国の親たちの現実だ。5人の子供が全員私立学校に通ったら、親たちは水だけで生活しないといけなくなるような状況で、野放図に子供を産めるのはよっぽどのブルジョワか、避妊の仕方を知らない無計画な人間のどちらかである。ではどうすればいいのか。続きは明日書こう。
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