paranoia kiss
    

そして今日もお酒の力を借りて。
こんなにお酒に失礼な態度を取るのもひさしぶりだ。
結局は、ぐだぐだになって倒れこんでも
脳内は忙しい。
来週のカンのごみ収集日はえらいことになりそう。

両極端でアンバランスだといわれたことがあり、
それを象徴するかのように
頭がいくつかに分かれている感覚。
そこで、微分積分と確率統計を一気にこなしているような。

その分、現実世界ではどもり、
舌を噛み、ああ、ええ、うう、えとえと、を繰り返す。

瞬間湯沸し器のように沸騰するかと思えば、
切れかけの蛍光灯のように反応は後手。

道徳的にも社会的にも
抹殺、排除されなければいけない人間が、
この世に蔓延り、
残って欲しい人物は若くしてこの世を去る。

それでも、毎日の日課である彼女の文字をたどる。
更新されなくても。
それがせめてもの恩返し。
たくさんんことを教えてくれて、
たくさんのやりたいことができなくて。
永遠を誓う約束はもうすぐだったのに。

こうやって、思いのままに綴ることができる。
それも、命あるからであって。
そう思うと、目の前の悩みはちっぽけなもの。

この世を去った彼女は、
一番したいそれさえ叶わない。



2007年12月16日(日)



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